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タイミングが取りやすい「圧倒的な走り」を生む、ATTAS COOOL

アッタス クール 試打レポート(ATTAS COOOL )

 

発売から少し時間がたっていますが、ATTAS COOOL(アッタス クール)の試打レポートをお届けします。

このシャフトは、人気のATTAS(アッタス)シリーズの9代目。あの有名プロも9月の試合で使用した事で、話題にもなっています。

あの有名プロは、通常のラインナップにない「ATTAS COOOL 8(TX)」というモデルを使用したとのことでした。

ですが、この「ATTAS COOOL 8(TX)」は・・・ 続きは後程・・・

 

色々なスペックの試打をさせて頂きましたので、レポートさせて頂きます。

 

勝手にヘッドを押し込んでくれる!

歴代の「ATTAS(アッタス)」は女子プロを中心に、プロも使用して性能を高さが分かりますが、今回は前述の通り、あの有名プロも(ヒント:世界ランキングトップ10にいます。※2017年12月現在)使用した経緯もある様に、幅広いゴルファーへの適応能力を秘めているモデルと言えるでしょう。

 

どんなシャフトかといいますと・・・

シャフト全体の“走り”が、かつてない初速とつかまりを生む。

最適な手元部剛性としなやかな中央部・先端部の剛性差が、かつてない鋭いしなり戻りを再現。
これにより、飛距離アップに直結する「ボール初速」と「つかまり」の最大化に成功しました。
キャリーだけでなく、ランでも飛距離を飛ばします。

【シャフトラボ(USTマミヤ)商品カタログより一部抜粋】

 

ATTAS COOOL ラインナップ
モデル フレックス 重量 トルク 調子 レングス
COOOL 4 R 46g 5.5度 先中 46インチ
S 50g 5.3度
X 53g 5.2度
COOOL 5 R 53g 4.5度
SR 54g 4.5度
S 57g 4.4度
X 59g 4.4度
COOOL 6 SR 64g 3.6度
S 66g 3.6度
X 68g 3.6度
COOOL 7 S 75g 3.3度
X 76g 3.3度

やはり、最近のトレンドの「軽硬」のバリエーションもあり、4X、5Xがやや長めのセッティングなどで威力を発揮するかもしれません。また、ATTAS(アッタス)シリーズは伝統的に(?)中調子でしたが、今回は先中調子なところも、「走り系」を感じさせてくれます。

剛性分布をみても、ATTAS(アッタス) 5GoGo以降で、一番手元が硬く、一番先端から中間がやわらかい分布になっており、メーカーのコピーにもなっているかつてない初速とつかまり」を予感させてくれます。

更に、ATTAS COOOL(アッタス クール)に2018年1月19日発売のウインターバージョンが追加発売されます。

カラー変更だけではなくフレックス追加と、しつこく話していますが、松山プロ(?!)が使用した「ATTAS COOOL(アッタス クール)」の8(TX)もラインアップされます。

ATTAS COOOL ウインターバージョン ラインナップ
モデル フレックス 重量 トルク 調子 レングス
COOOL 4 R 46g 5.5度 先中 46インチ
S 50g 5.3度
X 53g 5.2度
COOOL 5 R 53g 4.5度
SR 54g 4.5度
S 57g 4.4度
X 59g 4.4度
TX 60g 4.4度
COOOL 6 TX 70g 3.5度
COOOL 7 TX 77g 3.0度
COOOL 8 TX 87g 2.9度

※メーカー様では既に予約販売で完売しています。

何はともあれ、試打をしてみました。

 

【ゴルフおじさん】の試打インプレッション

その後、本格的な試打をメーカー様のご協力のもと実施し、ATTAS COOOL(アッタス クール)の4(R)から7(X)まで行いました。
どの重量帯をとっても、先端の走りとタイミングの取りやすさを感じました。「ゴルフおじさん」的には、走り系のシャフトで好きではない物は、何といっても「勝手に動き過ぎて、コントロールしている感じがない」シャフトです。ところが、シャフトがしっかり走ってインパクト前後でヘッドを押し込んでくれるにも関わらず、間が取れる「先端やわらか系」と「手元やわらか系」のハイブリットとでも言うような印象です。「ゴルフおじさん」用のフィッティングとしては、いつもの7(X)がベストなフィーリングでしたが、とてつもない初速で何よりも「適当」に振っても真っ直ぐ飛んでいく様なタイミングの取りやすさが特筆ものでした。

※試打クラブのヘッドは、PING G400

 

但し、正直なところをお話ししますと、実は今回の試打を行う前に最初に先行で試打(6S)を試打していたのですが、その時の印象が少し悪かったのです。結果から言えば、その時に用意したクラブ(シャフトをご提供頂き社内で用意)が、重心の短い系のヘッドであり、「ゴルフおじさん」的にはヘッドとシャフトの相性が良くなかったと後で気づきます。

最初の6(S)の試打に感じた「相性」に話にもつながることですが、このシャフトの特徴は何はともあれ、「圧倒的な走り」だと思います。この走りが最初の試打を行った際に、敏感にヘッドが動きやすい重心距離の短いヘッドでは、クラブセッティングとして敏感過ぎるセッティングになっており、私には扱いきれない程のヘッドの挙動になっていたと思います。

個人的に使用するクラブのシャフトは70g台のSやXフレックスですが、一般的なシャフトを試打する時は60g台のSフレックスから行っても、扱いきれない程の違和感は感じないですが、このATTAS COOOL(アッタス クール)では「圧倒的な走り」が持ち味なだけに、セッティングもいつも以上に詰めて、シャフト選び(重量&フレックス)をすることが必要だと痛感しました。

「ゴルフおじさん」的にはヘッドも重心距離が38mm以上(できれば40mm以上)の高慣性モーメントのヘッドと合わせるといいと思います。最近の大型ヘッドにベストマッチ?!

 

最後に、試打する機会がありましたら、いつもよりハードな重量帯、フレックスを「重たい、硬い、打てない」など決めつけずに試打などを行ってみる事をお忘れなく!!

 


シャフトラボ(USTマミヤ)公式ホームページ https://ustmamiya.jp

 


 

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