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2020年!獲れたてシャフト徹底試打「ディアマナ(Diamana) TB」編

「第5世代」のDiamana(ディアマナ)TBシリーズは・・・

「2020年!獲れたてシャフト」徹底試打の第1段は、2020年9月4日発売の、「Diamana TBシリーズ」を取り上げます!

言わずと知れた、ディアマナシリーズも今年のモデルが、「第5世代」今風(?)にいうと「5G」ですね!
ディアマナシリーズは、「第1世代」から色でシャフトの特性を分けられていて、今回は青系(通称:青マナ系)なので、比較的ニュートラルなシャフトです。
って、ここまで書くと、なんとなくよく見る新しいシャフトの紹介みたい・・・ ま~そうなんですが・・・・

ここからが、「5G」を感じられます!!

素材メーカーでもある「三菱ケミカル」だからこその技ですが、カーボン自体を固めているレジンという素材を、新開発の「#371レジン」を採用して、更に「MR70」とのコンビネーションで、従来品に比べて、「強度14%、弾性率15%、破断伸度8%向上」させ・・・
難しい書き方をしましたが、要するに従来相反する、しなりの「復元力の速さ」と「しなやかさ」を両立したと言う事だと思います。(間違っていたら申し訳ありません)

新商品の試打をする時は極力、事前に情報を入れないで試打を行うのですが、実はこの「復元力の速さ」と「しなやかさ」が、物凄いポイントである事を、試打後に情報を見て感じさせられました。


「ディアマナ(Diamana)TB」って、どんなシャフト?!

モデル フレックス 重量 トルク 調子
Diamana TB 40 R2 49.0g 6.2 中元
R 49.0g 6.2
SR 49.0g 6.1
S 49.0g 5.9
X 51.0g 5.9
Diamana TB 50 R 56.5g 5.3
SR 56.5g 5.0
S 56.5g 5.0
X 57.5g 4.9
TX 59.5g 4.9
Diamana TB 60 SR 64.0g 3.8
S 64.0g 3.7
X 65.0g 3.7
TX 68.0g 3.7
Diamana TB 70 S 75.5g 3.4
X 75.5g 3.4
TX 76.0g 3.4
Diamana TB 80 S 86.0g 3.3
X 86.0g 3.3
TX 87.0g 3.3

 

Diamana™は新たなステージへ。 Next Gen. TBシリーズ誕生
2020年9月、三菱ケミカルは、フラッグシップブランド・Diamana™より、次世代の1機種となるTBシリーズを発売いたします。
Diamana™は、最新クラブトレンドを踏まえ、高重量・大慣性モーメントヘッドを最適なインパクト条件に導き、やさしさ=ミスヒットへの寛容性をあわせ持つ次世代へと進化しました。重量・バット径を最適化して、あらゆるスペックでも一貫したフィーリング・性能を実現。より精密で的確なフィッティングを可能とします。
TBシリーズは、伝統・王道のDiamana™のBLUE系E.I.(剛性分布)に磨きをかけ、スムーズなスイング軌道に導くTrue Smooth E.I.で、幅広いタイプのプレーヤーにマッチ。40g台や軽硬スペックの50TX等、多彩なスペック展開で多様なプレーヤー像をカバーしています。Diamana™の歴史に新たな1ページを刻む、最新モデルの誕生です。

※三菱ケミカル社ホームページより引用

 


「Diamana(ディアマナ)TB」試打開始です!

今回は、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。

【ヘッドのご紹介】

ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー
"圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。ゴルフ体験主義の記事は、コチラ>>>

 

試打結果は、こんな感じでした

ボール初速 69.6 m/s
打出角 14.58 度
バックスピン 1956 rpm
平均飛距離 279.98 ヤード
最大飛距離 282.5 ヤード
飛距離のブレ 4.6 ヤード
方向性のブレ 14.2 ヤード

※試打の平均データです

1球だけ(水色の軌跡)つかまった軽いミスショットになっていますが、平均の方向性のブレ幅を見ても非常に安定しているのがお分かりいただけると思います。
尚且つ、飛距離性能の高さが際立つ結果になっています。


【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)

今回の試打・・・

 

めっっっっちゃ感動しました!!

何が感動したかと言うと、試打の前にウォーミングアップの素振りでだけで、

「いつもと違う!」

事に気付かされたのです!!

こんな感覚は、なかなか味わえるものではないのですが、素振りの1スイング目から衝撃的な感覚と言うか、兎に角いつもと違うんです。
その違いは、実際に打ち始めてから直ぐにわかるのですが、これが「5G」の違いかも知れません。

では、実際に試打した感想ですが、今回の「Diamana(ディアナマ) TBシリーズ」は、素材の進化を最大限活かして、今までにない振り心地を生んでいました。
私(ゴルフおじさん)的には、スイング中にヘッドの位置とフェースの向きが把握しやすい、フィードバックが大きいシャフトが好きです。
しかし、この様なシャフトは「硬い」、「トルクが小さい」など人によってはデメリットに感じてしまう事の多いスペックを持ち合わせることが多かったです。
なので、シャフト選びが非常にシビアなので、「エースドライバー」に出会うのはかなり労力がいる作業になってしまいます。

こんな悩み(私だけかも・・・)を持っていたのですが、今までのシャフトでは相反する特性の、「フィードバックの多さ」と、「しなやかさ」を両立を実現していると感じられたのが、

この「Diamana(ディアナマ) TBシリーズ」でした。

うんちくが長くなりましたが、振っている印象としては、シャフトの「しなり」はしっかりと感じられ、タイミングも取れるのですが、ヘッドの追随性が高く、だからと言って硬いわけでもなく、走らないわけでもなく、フィードバックを感じられスイング中のクラブの状況が把握しやすく、それでいて敏感過ぎないので、自信をもって一気に振りぬける、正直今まで体感した事が無い振り心地でした。
現在、第4世代の「Diamana(ディアマナ) BF」を使用していて、理想に近いシャフトではあるのですが、その「Diamana(ディアマナ) BF」よりも「一拍速く」ヘッドがついて来て、しっかりとボールを押し込んでいける印象でした。
この恩恵は、昨今の大型系の重心距離が長く、重心深度も深い、大きな慣性モーメント(MOI)のヘッドだと、尚更大きく受けれると思うので、今回テストに使用したヘッド(ジオテックゴルフ GT-9)での結果が良いのも、そこが大きいと思います。

ショットの結果としても、ボール初速、飛距離、どれをとっても高い水準で安定しているので、平均飛距離もしっかりと出ていて、飛距離のブレの少なさも高い性能を物語っていると思います。
最近のトレンドかもしれませんが、トルクが極端に小さくないので安定したスイングの手助けをしつつ、トルクが絞れていないデメリットを、新素材が打ち消しているのかもしれません。
※平均で約280ヤードは、過去最高かも。。。


【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!

「しなり感」、「操作感」、「走り感」、「安定性」が非常に高い次元でバランスされていると思うので、極端な走り系を望むゴルファー以外には相性がいいと思います。
特に、シャフトに過度な仕事はしないで欲しいけど、クラブのフィードバックを感じてスイングしたいゴルファーには、とても良いシャフトだと思います。


 

三菱ケミカル公式ホームページ https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/

ジオテックゴルフ公式ホームページ:https://www.geotechgolf.com/


ジオテックゴルフなら、三菱ケミカル社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。

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