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2022年!獲れたてシャフト徹底試打レビュー「Diamana GT(ディアマナ GT)」編

「Diamana GT(ディアマナ GT)」とは・・・

「2022年!獲れたてシャフト徹底試打レビュー」徹底試打の第5弾は、2022年9月発売の、三菱ケミカル「Diamana GT(ディアマナ GT)」を取り上げます!

なんと言っても、「Diamanaシリーズ」はミツビシシャフト(三菱ケミカル)を代表するシャフトブランドで、2005年(?)から続く歴史の長いブランドです。

第1世代は、青マナ、赤マナ、白マナ(本名は、S、M、D)。
第2世代は、カイリ、イリマ、アヒナ。
第3世代は、B、R、W。
第4世代は、BF、RF、DF、ZF。
第5世代は、TB、PDに続く、今回のGT
※他にも派生形モデルも数多くあります。

こうやって、モデル名を並べてみると、お世話になったシャフトも多いのではないでしょうか?!
私(ゴルフおじさん)は、白マナ(D)・B・W・BF・TBと言うような「Diamana遍歴」を持っています(笑)

今回の、「Diamana GT」は、ZFの後継に位置付けられているモデルです。

トウダウンを防ぎ、球の弾道のばらつきを抑制する先端の強靭さは維持しながらインパクトに向けて加速するしなやかさを向上させるため手元&先端と中間部の剛性差を調整することでアップグレード

※三菱ケミカル社ホームページより引用

今回のシャフトは、中元調子で「インパクトに向けて加速するしなやかさを向上」という、設計意図がとても気になるシャフトだと思います。

ですが・・・
先にお断りさせて頂きます・・・
私(ゴルフおじさん)が、諸事情で1ヶ月ほどクラブを握れておらず、試打の段階で100%とはいかないコンディションであったので、他のシャフトのレポートを数値的な比較はご容赦頂けると幸いです。
※ご協力頂きましたメーカー様、申し訳ありません。


「Diamana GT(ディアマナ GT)」って、どんなシャフト?!

モデル フレックス 重量 トルク 調子
Diamana GT 40 R2 46.0g 5.6 中元
R 47.0g 5.6
SR 48.5g 5.5
S 49.5g 5.4
X 49.5g 5.4
Diamana GT 50 R 56.5g 4.7
SR 56.5g 4.7
S 56.5g 4.6
X 59.5g 4.6
TX 61.0g 4.5
Diamana GT 60 SR 60.5g 3.9
S 62.5g 3.8
X 65.0g 3.8
TX 65.5g 3.8
Diamana GT 70 S 72.5g 2.9
X 75.5g 2.8
TX 77.5g 2.8
Diamana GT 80 S 82.0g 3.0
X 85.5g 2.9
TX 85.5g 2.9

 

しなやかな振り心地を追求した
フラッグシップブランド Diamana™の最新モデル

2022年9月、三菱ケミカルはDiamana™ GTシリーズを発売いたします。
クラブトレンドを踏まえ進化を続けてきたDiamana™第5世代。同ラインナップの3モデル目としてよりダウンスイング時の加速感を向上させたシャフトが新登場。先端の強靭さでヘッドのブレを低減する特徴をいかしながら、手元剛性も高めることで中間部のしなりをより感じやすくする”剛性分布の最適化”に着目しました。安定性の高さから思い通りの弾道を描きながらも、スピーディーなしなり戻りでオートマチックに振り抜ける最新設計です。
今作でも第5世代の共通コンセプトである重量・バット径の最適化を実現。あらゆるスペックでも一貫したフィーリング・性能を体感することができるため、精密で的確なフィッティングを可能とします。
シャープな印象を与えるIP仕上げのシルバーグラデーションに加え、メインロゴには贅沢にホログラムを使用することで高級感溢れるデザインとなっています。

※三菱ケミカル社ホームページより引用

ラインナップとしては、40g~80g台まで広いラインナップで、昨今のトレンドである「軽硬」の40X、50TXも抑えています。
私(ゴルフおじさん)的には、重めのシャフトが好き(重硬好み)なので、希少な80g台のシャフトがラインアップされているのも好印象!

余談ですが、5Wとかは80gなんてのも全然ありだと思いますよ!


「Diamana GT(ディアマナ GT)」試打開始です!

今回は、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。

【ヘッドのご紹介】

ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー
"圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。

 

試打結果は、こんな感じでした・・・

ボール初速 68.55 m/s
打出角 16.2 度
バックスピン 1716 rpm
平均飛距離 276.4 ヤード
最大飛距離 281.3 ヤード
飛距離のブレ 7.2 ヤード
方向性のブレ 17.1 ヤード

※試打の平均データです

弾道を見て頂くとわかりますが、非常に安定した球筋で、ストレートから軽いドローでまとまっています。サイドスピンも平均で259.4回転ドローでした。
ここまで、打出し球筋がそろってくると、少し右目を狙って打っていけるのでコースマネージメントは楽になってきますね。


【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)

今回の試打は、Diamana GT 60(S)で行いました。

ヘッドもGT、シャフトもGT!!最強の予感・・・(笑)

第一印象は・・・

「ヘッドがインパクトに合わせて、勝手に戻ってくる!」

良い意味で「シャフトが走る」と言う印象ではなく、「ヘッドが戻ってくる」と言う印象です。

最初素振りした時は気のせいかと思ったのですが、ウォーミングアップで軽く打ってみると、何かするわけでもないのに、ヘッドがインパクトにかけて凄く素直に戻ってきてくれる感覚(オートマチック?)で、走ると言う(結果的には走っているんだと思いますが・・・)感覚で表現するのは適さないと思います。

インパクトでフェース面もストレートに戻ろうとしてくれる上に、厚いインパクトの為に押し込んでくれる。それでいてヘッドが返ってしまう様な挙動をするわけでもないので、つかまり過ぎる事もない、操作しやすいシャフトだと思います。

トルクも3.8と、締めすぎていない事が要因になっているかもしれませんが、スイング中に過剰な敏感さもなく、再現性の高いスイングに導いてくれるシャフトになっているのですが、ちょっと飛ばしたいホールなどでも、しっかり振っていける安心感も持ち合わせているのが、使いやすさの良さ。流石Diamana!

あと、特筆すべき点としては、ヘッドがしっかり動くシャフトでありながら、手元寄りの軟らかさが感じられる事だと思います。
こんなシャフトは、以外とありそうで無いシャフトではないかなと思いました。
軽量(40か50)で長尺に組んで、ゆったり振って飛距離を出していく様なセッティングも楽しそうに感じるモデルだと思います。

屋外の練習場での試打結果は、兎に角まとまりの良い打球は印象変わりませんでしたが、軽いドローで中弾道の強い球が印象的でした。

フェアウェイキープと飛距離が高い次元でバランス出来ているシャフトだと思います。


【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!

私(ゴルフおじさん)は自称フェードヒッターで、手元に軟らかさを感じるシャフトが好きなんですが、ある程度先端の動きを(オートマチックに戻ってくる)感じられるシャフトで且つ、手元の軟らかさを感じられる数少ないシャフトではないかと思いましたので・・・

・切り返しが、ゆったり目のスイングで、打出し角のミス(特にプッシュ)を軽減したいゴルファー
・シャフトの動きで、ショットの精度を上げたいゴルファー
・基本的には、ストレートからドローでコースマネージメントしたいゴルファー

こんなゴルファーに特におすすめできるシャフトだと思います。

つかまりが強すぎると、お悩みのゴルファー以外にオススメ出来るシャフトだと思います!!


 

三菱ケミカル公式ホームページ https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/

ジオテックゴルフ公式ホームページ:https://www.geotechgolf.com/


ジオテックゴルフなら、三菱ケミカル社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。

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