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2022年!獲れたてシャフト徹底試打レビュー「Fire Express EX(ファイヤーエクスプレス EX)」編

「Fire Express EX(ファイアーエクスプレス EX)」とは・・・

「2022年!獲れたてシャフト徹底試打レビュー」徹底試打の第8弾は、「Fire Express EX(ファイアーエクスプレス EX)」を取り上げます!

「Fire Express」と聞くと、一世を風靡したと言っても過言ではない、金色のシャフト(FireExpress)を思い出される方も多いのではないでしょうか?!
「四軸・高弾性・ナノテク」とてんこ盛りな最新のシャフトで、はじきが良く飛距離が出て曲がらない印象は、私(ゴルフおじさん)も印象に残っています。

そんな「Fire Expressシリーズ」は、今も脈々と受け継がれてヒット商品も数多く発売され、今回は私(ゴルフおじさん)が気になっていた最新の「Fire Express EX(ファイアーエクスプレス EX)」を徹底試打させて頂きました。

今回の「Fire Express EX」シリーズ展開されており、「EX」と「EX-V」と「EX-CR」から構成され、それぞれが重量と特性を重量帯に合わせた形で変化させているシリーズになります。

メーカーホームページ(Fire Express EX シリーズ)

そんな「Fire Express EXシリーズ」の中でも、一番ハード(? 重量が重い)「Fire Express EX(ファイアーエクスプレス EX)」の・・・

それも・・・

一番硬い「TX]フレックスに、チャレンジしてみました!!!

振動数「301(メーカー公表値)」は、なかなか出会わない手ごわいスペックになっているので、私(ゴルフおじさん)の手に負えるかわかりませんが、試打レビューをしてみます。


「Fire Express EX(ファイアーエクスプレス EX)」って、どんなシャフト?!

モデル フレックス 重量 トルク 調子 レングス
Fire Express EX S 68.0g 3.0 中元
46
X 69.0g 2.9
TX 73.0g 2.7
Fire Express EX-V S 65.0g 3.3 中元
SX 66.0g 3.2
X 68.0g 3.1
Fire Express EX-CR R 50.0g 6.8 中元&中先
SR 50.0g 6.7
S 52.0g 5.3
SX 53.0g 5.2
X 55.0g 5.1

 

 

コントロール性の高い元調子系に飛距離性能をプラス!

新たな世界を展開していくEX(イーエックス)シリーズ。
ここ数年、主流となっているUSクラブメーカーの高慣性モーメントヘッドに対応する元調子系シャフトをタイプ別に3モデルを開発。それぞれのターゲットに対して大胆な設計を取り入れています。
トップモデルのEXは、手元剛性を下げずに中間部~先端部の剛性を高めに設定。ヘッドスピード50m/s以上のプレイヤーが使用しても、強く押し込むインパクトが可能。300ヤード超をコントロールしながら飛ばせる仕様となっています。
EX-V(ブイ)は、TP-V、TP-V NXの60g台の系譜。手元剛性を下げて中間部~先端部の剛性を高めに設定。従来モデル同様に、ゆったりとした切り返しができるが、一段とシャープな振り心地とスピード感のある仕上りとなっています。
EX-CR(シーアール)は、飛距離は欲しいが走り系シャフトを苦手とするプレイヤー向け。手元剛性を低目に設定してクラブコントロールを容易にしながらもインパクト付近でヘッドを加速。50g台前半のシャフトとしては、機能とフィーリングの両面で新次元を感じさせるシャフトに仕上がっています。
各モデルの積層は、TORAYCAⓇM40X、M50J、T1100Gといった最先端素材を適所に配置。また、EXは八軸、VとCRは六軸組布を採用。最外層の組布シートも最適スペックを実現するために使い分けています。
カラーは手元側が組布の見えるクリアー、中間部がクロ、先端部はクロクリアー。3つのゾーンに分けているFEシリーズのイメージを取り入れながら、落ち着いた雰囲気で力強さと高級感を兼ね備えています。

※コンポジットテクノ社ホームページより引用

 


「Fire Express EX(ファイアーエクスプレス EX)」試打開始です!

今回は、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。

【ヘッドのご紹介】

ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー
"圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。ゴルフ体験主義の記事は、コチラ>>>

 

試打結果は、こんな感じでした。

ボール初速 67.95 m/s
打出角 15.5 度
バックスピン 1504.4 rpm
平均飛距離 275.76 ヤード
最大飛距離 278.8 ヤード
飛距離のブレ 5.0 ヤード
方向性のブレ 10.72 ヤード

※試打の平均データです

私(ゴルフおじさん)にしては、打出し角も控えめで、スピンも少なく安定しているので、いつもの高弾道とは違い中弾道の強い球の印象です。見て頂くとわかるのは、曲がり幅が少ないストレート系のボールが多いのも見てお分かりになると思います。ハードヒッター向けのシャフトを体感した結果は、如何に・・・


【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)

ここからは、実際の試打の感想をじっくり書いていきたいと思います。

今回は不覚(?)にも、試打を行う前に興味本位でクラブでの振動数を測ってしまいました。

結果は驚愕の・・・

301・・・

ここ数年、ドライバーで振動数300越えのクラブを手にする事もなかったので、ちょっと動揺しました・・・(笑)

ここまでは、余談として・・・

ワッグルした印象は、「振動数が、301?!!!」と感じたほど、意外と粘っこいしなりを感じで(イメージだと、ダイナミックゴールド的?! ※個人の感想)、クラブ全体でタイミングが取れそうな、私好みのフィーリングで、本当にいい意味で、裏切られました。(動揺して損した・・・)

ウオーミングアップがてら、軽く打ってみるとフレックスもTXだけあって、先端のしっかり感を感じ、シャフトが走るというイメージではなく、粘ってくれたシャフトを自分のスイングの力でしなり戻らせて、ボールを押し込むイメージが合いそうな手ごたえを感じました。(ここでまた、やや緊張・・・)

実際に打ってみます・・・

「あれ?! 綺麗にライン出た?!」

結果は、真っ直ぐの強いショットがでました。

打った瞬間のフィーリングも、ボールを包み込む様に(つかまると言う意味ではなく)力強く押し込んで、ボールを強く打ち出してくれる様な感じを受けました。
凄く不思議な感覚ですが、マイクラブのアイアン(GEOTECH N17 + DynamicGold S400)を打っている様な感覚で、長いクラブを、ねじ伏せて操ると言うよりも自分でヘッドの位置をコントロールしながら振りぬいていける感覚なので、私(ゴルフおじさん)的には安心して振れる印象でした。ここは伝わりずらいかも知れませんが、今まで多くのシャフトを打ってきましたが、この感覚は本当に初めてで、「スコアを作るクラブ」はこうあるべきだと思います。

試打データを見ても、基本的にストレートボールがとても狭い範囲でまとまっており、左右のブレ幅が10ヤードに納まっているのは、私(ゴルフおじさん)的には、極上レベルだと思います。

打出し角は、気持ち低く、スピン量が非常に少ないところを見ると、私(ゴルフおじさん)に対するマッチングとしては、やや硬いのかもしれないので、フレックスをXに下げるのが私(ゴルフおじさん)への適正なフィッティングになると思いますが、操りやすさ力強さ(飛距離)再現性のどれを取っても、非常に高い次元で性能を発揮していると思います。

今回の私(ゴルフおじさん)の試打においても、ややオーバースペックの状態でありながらも、この飛距離と縦横の安定性(飛距離ブレも5ヤードは凄くいい結果)もよく、圧倒的なパフォーマンスを発揮していると実感しました。


【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!

シャフトに「何を期待」するかにもよると思いますが、基本的には何かを助けてくれる効果が大きいシャフトではないと思います。
基本的には上級者、ヘッドスピードもある程度早い(EXの場合)ゴルファーが対象である事は前提になります。

それを踏まえて、こんなゴルファーに是非お勧めさせて頂きたいです。

・フェアウェイキープ率をより上げてスコアアップを目指したいゴルファー。
・再現性と飛距離を高い次元でバランスさせたいゴルファー。
・自分のパワーを最大限受け止めてくれるクラブが欲しいパワー系ゴルファー。

こんなゴルファー以外にも、手元が軟らかいアイアンシャフト(ダイナミックゴールドなど)を使ってる上級者好みのシャフトだと思いますので、是非試打してみてください。


 

コンポジットテクノ公式ホームページ https://compo-t.com/

ジオテックゴルフ公式ホームページ:https://www.geotechgolf.com/

ジオテックゴルフなら、各社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。

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