目次
新しいドライバーに、どんなシャフトいれますか?!
大手クラブメーカーからも、発売前から噂になっていた、「あのクラブと、あのクラブ」が発売になり、ゴルフシーズンも近いから皆さんも、新しいドライバーが気になっているのではないでしょうか?!
でも、待ってください!!
確かに新しいクラブは技術の進歩もあるので、性能は向上していますが、その性能を活かすには自分に合ったシャフトを選ばなくてはもったいないです。自分に合わないシャフトを選んでしまうと、「宝の持ち腐れ」になりかねません!
そこで、多くの方が迷っていると勝手に考えて、最新シャフトを徹底試打し「どんなシャフトなのか?」、「どんなゴルファーに向いているのか?」などを、私(ゴルフおじさん)の主観でレポートしてみたいともいます。
その前に、私(ゴルフおじさん)のスイングを公開(初披露!)
と言っても、プロギアさんのスイング診断機の結果です(笑)
ざっくり言うと、「ボディーターンタイプ」のスイングで、ややオーバースイング気味になります。
リストターン比率から見ると、手元(グリップ)を動かし続けるスイングなので、手元が柔らかいシャフトが合うスイングと言えると思っています。
※スイングに関してはツッコミどころが多いので、この辺で終わりにします。。。
今回の参加シャフトは・・・
この徹底試打比較に選んだシャフトは、下記の5本です。
モデル | スペック |
661(S) / 65.5g / 4.9度 / 中調子 | |
661(S) / 65.5g / 4.9度 / 中調子 | |
6(S) / 66.0g / 3.8度 / 中調子 | |
6(S) / 64.0g / 3.2度 / 中元調子 | |
W6(S) / 65.0g / 4.8度 / 先中調子 |
※個々の詳細な試打レポートは後日公開予定です
試打計測結果から見ていきましょう!
今回は、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。
もちろん、シャフト長を全て同じにした同条件となっています。
【ヘッドのご紹介】
ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー "圧倒的な飛び+やさしさ" シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。 |
試打結果を見てみましょう!
シャフト | ボール初速 | 打出角 | バックスピン | 飛距離 |
Speeder EVOLITION VI | 67.9 m/s | 17.1 度 | 1382 rpm | 273.1 ヤード |
TENSEI CK Pro Orange | 68.8 m/s | 15.9 度 | 1591 rpm | 277.3 ヤード |
ATTAS11 | 68.2 m/s | 14.6 度 | 2229 rpm | 271.8 ヤード |
Tour AD XC | 69.4 m/s | 14.8 度 | 1917 rpm | 278.7 ヤード |
PROTOTYPE RFEVO | 69.3 m/s | 14.2 度 | 2347 rpm | 276.5 ヤード |
※試打の平均データです
ランキング | 平均飛距離 | ボール初速 |
1位 | ツアーAD XC |
ツアーAD XC |
2位 | テンセイ CK プロ オレンジ |
プロトタイプ RFEVO |
3位 | プロトタイプ RFEVO |
テンセイ CK プロ オレンジ |
4位 | スピーダー エボリューション6 |
アッタス ジャック |
5位 | アッタス ジャック |
スピーダー エボリューション6 |
それぞれの、詳細な試打内容は別途アップ予定していますが、ここでは比較をしていきたいと思います。
但し、あくまでも私(ゴルフおじさん)が打った結果ですので、予めご了承ください。
まず、読み解けるのは、ボール初速と飛距離が比例せずに、打出角とバックスピンのバランスで飛距離に差が出ている事がお分かりいただけると思います。
最も飛距離が出ている「Tour AD XC」は打出角とバックスピンのバランスが良いと言えると思います。逆に、ボール初速が粗同等な「PROTOTYPE RFEVO」が飛距離が伸びていないのは、バックスピン量の多さから来るものであることは間違いないと思います。
但し、これも以前バックスピンのお話し(ゴルフクラブヘッドの基礎知識【重心編 その2】)した通り、ゴルファー(スイング)にあった特製のクラブに仕立てていく事が大切になります。
バックスピンが、多いゴルファー(スイング)にはバックスピンが抑えやすいシャフトを選ぶ事で飛距離を伸ばすことは可能になってきますが、バックスピンが減り過ぎたりした場合は、思うように飛距離が伸びない又は、飛距離が落ちてしますなどもあります。
また、上記の表では見えてこない結果として面白いのが、「安定性」のお話です。
下記の2項目ついて、ランキングをまとめてみました。
ランキング | 飛距離の安定性 | 方向の安定性 |
1位 | アッタス ジャック |
アッタス ジャック |
2位 | スピーダー エボリューション6 |
プロトタイプ RFEVO |
3位 | ツアーAD XC |
テンセイ CK プロ オレンジ |
4位 | プロトタイプ RFEVO |
ツアーAD XC |
5位 | テンセイ CK プロ オレンジ |
スピーダー エボリューション6 |
これを見ると、特筆すべきはやはり、「ATTAS11」の圧倒的な安定性だと思います。
その他には、トルクが大きい「PROTOTYPE RFEVO」は、トルクとの大きさが私(ゴルフおじさん)にとっては安定性に働いているのだと思います。
私(ゴルフおじさん)のスイングの未熟さ(練習不足?)からくるものではありますが、飛距離と安定性のどちらを優先するかを、冷静に考えなくてはいけないと思いました。
【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!
今回は、私(ゴルフおじさん)が、試打をしてみて「こんな方にオススメ」を勝手にコメントしてみます。
モデル | こんな方にオススメ |
ボディーターンで、ドローボールをコントロールして打って行きたいゴルファー | |
やや長尺目で、しっかり振っていきたいゴルファー | |
やさしく安定したショットで、コースマネージメントしたいゴルファー | |
ボディーターンで、叩いてフェードで攻めていきたいゴルファー | |
しっかり振りぬいてショットしたい、つかまりを求めるゴルファー |
※簡単に書いてみましたが、詳細は後日公開予定ですので、お楽しみに!
【ゴルフおじさん】試打結果の考察
ここまで色々と書かせて頂きましたが、目的に合うのであれば、どのシャフトも甲乙つけがたい良いシャフト(お世辞抜きです!!)だと思いますが、私(ゴルフおじさん)個人的には、「TENSEI」の飛距離(最大飛距離は一番でした)と振り抜きの良さは好きなのと、「ATTAS11」で驚いた「1球目から安定したショットが出来た」事がリアルに衝撃的でした。
スコアの事を考えると、絶対「安定性」を選ぶ必要がある事はわかっていますが、やはり「1発の飛距離」って魅力的ですよね・・・(笑)
フジクラシャフト公式ホームページ https://www.fujikurashaft.jp/
三菱ケミカル公式ホームページ https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/
USTマミヤ公式ホームページ https://ustmamiya.co.jp/
グラファイトデザイン公式ホームページ https://tourad.gd-inc.co.jp/
ジオテックゴルフ公式ホームページ https://www.geotechgolf.com/
ジオテックゴルフなら、各社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。