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2021年!獲れたてシャフト徹底試打【秋の陣】「Diamana PD(ディアマナ PD)」編

「第5世代」のDiamana(ディアマナ)PDシリーズは・・・

「2021年!獲れたてシャフ徹底試打【秋の陣】」の第1弾は、2021年9月10日発売の、「Diamana PD(ディアマナ PD)」を取り上げます!

何といっても、三菱ケミカル(MITSUBISHI CHEMICAL)のフラッグシップモデルである、「ディアマナ」シリーズの最新作は、このブログを見て頂いているゴルファーなら誰しもが気になるシャフトだと思います。(私だけでしょうか?!)

そんな話題になる事、必至のシャフトを発売前に、メーカー様にご協力頂きまして、徹底試打を行ってみました。

気になる、「テンセイ(TENSEI)1K 」との比較や、他社製品との比較も合わせて行ったので、その辺は別の記事でご紹介させて頂きます。


「Diamana PD(ディアマナ PD)」って、どんなシャフト?!

モデル フレックス 重量 トルク 調子
Diamana PD 40 R2 45.5g 6.0
中元
R 45.5g 5.8
SR 46.5g 5.8
S 48.0g 5.8
X 49.5g 5.7
Diamana PD 50 R 53.0g 4.8
SR 54.0g 4.8
S 54.5g 4.8
X 56.5g 4.7
TX 59.0g 4.6
Diamana PD 60 SR 64.5g 3.3
S 64.5g 3.3
X 66.5g 3.2
TX 67.5g 3.1
Diamana PD 70 S 74.0g 3.0
X 75.0g 3.0
TX 76.0g 2.9
Diamana PD 80 S 84.0g 3.0
X 85.0g 3.0
TX 85.5g 3.0

 

「飛んで曲がらない」を徹底追及
操作性の向上により最大飛距離を狙う。

2021年9月、三菱ケミカルはDiamana™ PDシリーズを発売いたします。
安定感と飛距離の両立をテーマに“先進材料と開発技術”によって飛距離性能を追求。最新クラブトレンドを踏まえ、最大飛距離を狙いながら、スムーズな振り抜きとインパクト時の安定したシャフト挙動を両立。先端剛性を高めることによりアマチュアゴルファーの打点のばらつきをサポート。スムーズな振り抜きとダイヤモンドのように強靭な先端剛性の両立を果たしたこれまでにない新設計のDiamana™です。さらに新世代の共通コンセプトである重量・バット径の最適化を図り、あらゆるスペックでも一貫したフィーリング・性能を実現。より精密で的確なフィッティングを可能とします。デザインもダイヤモンドの輝きを想起させるIP仕上げ。高級感のあるシックなコスメティックが光ります。

※三菱ケミカル社ホームページより引用

 


「Diamana PD(ディアマナ PD)」試打開始です!

使用ヘッドは、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。

【ヘッドのご紹介】

ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー
"圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。ゴルフ体験主義の記事は、コチラ>>>

 

また、今回からはちょっと目線を変えて、弾道計測器を「スカイトラック」を使用して計測しています。過去の計測結果と絶対値での比較は、ご容赦ください。
追伸:現在スイング改造中でドロー回転が多く、飛距離が伸びています。スイング改造が完了すれば、従来のフェードに戻るつもりでいます・・・

【お詫び】今回、試打計測を行うにあたって、弾道計測器の設置(設定)を私が間違えていたために3~4度程度、左に打ち出している結果で表示されていますが、そこもご容赦ください。

試打結果は、こんな感じでした

ボール初速 70.02 m/s
打出角 16.28 度
バックスピン 2223.2 rpm
平均飛距離 295.32 ヤード
最大飛距離 302.5 ヤード
飛距離のブレ 10.8 ヤード
方向性のブレ 11.7 ヤード

※試打の平均データです

基本的に素直な挙動なシャフトで、裏を返すとスイングなりにボールが飛ぶので、意図的なボールコントロールはしやすいシャフトだと感じました。
意識せず、しっかりショット出来た場合は、ストレートから軽いドローで安定していました。飛距離のブレは私の打ち方が原因で、ボール初速にバラつきが出ていました。(というか、本当に僅かですが、振っていくと左が気になる様な気がして無意識に調整してうってしまっていただけかも・・・)


【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)

今回の試打した印象ですが・・・

素直な良い子!!

何が「素直な良い子」かと言うと、「TENSEI 1K」や、「Diamana TB」は、比較的オールマイティーなシャフトの範囲内で、個性を主張してくれる印象でしたが、「Diamana PD(ディアマナ PD)」は、

「スイングに合わせて、お手伝いします!」

その様な感じを受けました。本当にめちゃくちゃ主観にはなりますが、個人的には、「青マナ?」と感じてしまう印象すら受ける様に思えました。

でも、誤解が無い様にお伝えしたいのが、絶対に「手元でタイミングを取りたいゴルファー」向けな事は間違いないと思いますので、ご注意してください。

整理する意味で、私(ゴルフおじさん)が考える、シャフト分布図を書いてみました。

※あくまでも、この3本の相対的な関係性です。

ここで注目して頂きたいのが、「Diamana PD(ディアマナ PD)」が他の2本との、すみ分けが出来ている事と、やや高弾道である事だと思います。
表現が伝わりにくいかも知れませんが、「自分の意思で」つかまえる事(ドロー)も出来るし、逃がす事(フェード)も出来る、扱いやすさを感じました。
私(ゴルフおじさん)は、前述の通りスイング改造中で元来「自称フェードヒッター」(スライサー?!)ですが、現在はドロー回転が多くショットの安定性が低くなっているタイミングなんですが、その状態でもボールのコントロール(打出し方向、高低の打ち分け、曲がる方向)がしやすく感じました。


【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!

私(ゴルフおじさん)は、「つかまり具合」に違和感を感じると、「打てない(強く打てない)」怖さからスイングを崩してしまう事が、スコアの乱れに直結すると思うので、そこに主眼を置いた場合、「Diamana TB(過去記事)」だと、つかまり過ぎる、「TENSEI 1K(過去記事)」だとスライス(ハード過ぎる)と感じたゴルファーにはジャストフィットすると思います。

また、テストはしていないですが、このシャフトFWに入れると凄く打ちやすいシャフトだと感じたので、80g台まである事を考えると、ドライバーとは別のシャフトになっても、FWで操りやすいシャフトを探しているゴルファーにもオススメ出来ると思います。。


 

三菱ケミカル公式ホームページ https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/

ジオテックゴルフ公式ホームページ:https://www.geotechgolf.com/


ジオテックゴルフなら、三菱ケミカル社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。

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