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テンセイ(TENSEI)シリーズ第2弾の「TENSEI Pro White 1K」とは・・・
「2021年!獲れたてシャフト(未発売です!)」徹底試打の第1弾は、2021年3月19日発売の、「TENSEI Pro White 1K」を取り上げます!
使用プロも多く、話題になっている「テンセイ」シリーズの新作となれば、ゴルファー誰しもが(私だけでしょうか?!)気になるシャフトだと思います。
そんな話題になる事、必至のシャフトを発売前に、メーカー様にご協力頂きまして、徹底試打を行ってみました。
気になる、「テンセイ(TENSEI) CK プロ オレンジ」との比較や、他社製品との比較も合わせて行ったので、その辺は別の記事でご紹介させて頂きます。
「TENSEI Pro White 1K(テンセイ プロ ホワイト ワンケー)」って、どんなシャフト?!
モデル | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
Pro White 1K 50 | R | 53.5g | 4.6 | 元 |
S | 56.0g | 4.5 | ||
X | 59.0g | 4.4 | ||
TX | 61.0g | 4.4 | ||
Pro White 1K 60 | R | 59.5g | 3.8 | |
S | 61.5g | 3.8 | ||
X | 65.0g | 3.8 | ||
TX | 66.5g | 3.8 | ||
Pro White 1K 70 | S | 70.5g | 3.4 | |
X | 74.5g | 3.3 | ||
TX | 76.0g | 3.2 | ||
Pro White 1K 80 | S | 81.5g | 2.8 | |
X | 83.5g | 2.8 | ||
TX | 85.5g | 2.7 |
TENSEI™ Pro White 1Kシリーズ、誕生。
2021年3月、三菱ケミカルはTENSEI™ Pro White 1K(ワンケー)シリーズを発売いたします。
海外メジャーチャンピオンをはじめとする多くのトッププレーヤーに支持されてきたTENSEI™に、さらなる飛びと精度を実現する新モデルが加わります。
Pro White 1Kシリーズは、”ホワイト系”の特徴である強靭な先端剛性でヘッド挙動を安定させ、「芯でとらえるインパクト」で方向安定性と低スピンの強弾道を実現します。バット部にしなやかで効率的に補強効果を発揮する1Kクロスを配置して、切り返しで深いタメを作り、インパクトまでストレスなく振りぬくことができます。
また、マトリクス樹脂*の組成・構造を最適化するXlink Tech™(クロスリンクテック)を採用、選び抜かれた炭素繊維のポテンシャルを最大限引きだしています。
50g台からのラインナップで、世界の飛びを幅広いプレーヤーにお届けします。
※三菱ケミカル社ホームページより引用
「TENSEI Pro White 1K(テンセイ プロ ホワイト ワンケー)」試打開始です!
今回は、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。
【ヘッドのご紹介】
ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー "圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。ゴルフ体験主義の記事は、コチラ>>> |
試打結果は、こんな感じでした
ボール初速 | 69.2 m/s |
打出角 | 16.72 度 |
バックスピン | 1507 rpm |
平均飛距離 | 280.5 ヤード |
最大飛距離 | 284.5 ヤード |
飛距離のブレ | 6.6 ヤード |
方向性のブレ | 7.96 ヤード |
※試打の平均データです
基本的にストレートから軽いドローで安定していました。飛距離のブレも左右のブレも非常に少なく、尚且つ、飛距離性能の高さが際立つ結果になっています。
【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)
今回の試打・・・
ちょっと「拍子抜け」した様な(いい意味で)感じでした!!
何が「拍子抜け」かと言うと、「TENSEI」と言うとプロも使うような難しいシャフトでは?!と言う勝手な先入観を持っていたのですが、最初の1球目から、
「普通に打てる!むしろ楽?」
そうなんです!勝手な想像で難しいシャフトと思っていましたが、素直に振れて、素直に走ってと、とても扱いやすいシャフトです。
でも、誤解が無い様にお伝えしたいのが、絶対に「初心者用のシャフト」的な意味合いではないので、ご注意してください。
整理する意味で、私(ゴルフおじさん)が考える、シャフト分布図を書いてみました。
※あくまでも、この3本の相対的な関係性なので、全てのシャフトを分布図に入れると、「Diamana TB(過去記事)」が中央近くに来ると考えてください。
ここで注目して頂きたいのが、「TENSEI Pro White 1K」の「つかまる」と「叩ける」の幅が広い事です。
表現が伝わりにくいかも知れませんでしたが、「自分の意思で」つかまえる事も出来るし、叩きにも行ける、扱いやすさを強く感じました。
私(ゴルフおじさん)は、基本的には「自称フェードヒッター」(スライサー?!)なのですが、それこそ自分の意思で、ボールが曲がってくれる感覚でショットが出来ると言う意味で、かんたんに感じました。
つかまえに行くと、素直なドローボールになり、叩きに行ってもつかまり過ぎない適度なフェードで押し込むインパクト(分厚い)で、フェースにボールが乗っている感覚で、私の好きな手ごたえてもあったので、総合的な印象としては、飛距離、方向性、操作性が高い次元でバランスしている非常に完成度が高いシャフトだと思います。
「Diamana TB(過去記事)」でも採用された、「#371レジン」は勿論、商品名にもなっている「1Kクロス」をバット部(手元)に使用するなど新しい技術盛りだくさんで、この高い完成度を実現しているのだと思います。
前置き(?)が長くなりましたが、「Diamana TB(過去記事)」で過去最高と思っていた飛距離(平均280ヤードオーバー)も、あっさりとクリアして、尚且つご覧いただいた通のショットの安定性は、期待をしない事がおかしいくらいの、手ごたえがありました。
【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!
私(ゴルフおじさん)は、以前三菱ケミカル様のフィッティングの「D-FIT(過去記事)」を行っていただいた際も「白マナW」が合っているのが分かっていましたが、「白マナ」を追い求めて、「TENSEI CK Pro Orange(過去記事)」を使ったりしていましたが、少し気を抜くとスライスしてしまうような感覚で、気が抜けないシャフトの印象でしたが、もう少し「白マナ」に近い(?)少し気が抜ける(この考え方が、間違っているかも。。。)楽が出来るシャフトだと思うので・・・
・「TENSEI CK Pro Orange(過去記事)」は、つかまえきれなかったけど、手元でタイミングを取りたいゴルフファー
・「Diamana TB(過去記事)」は、ややつかまり過ぎるけど、手元でタイミングを取りたいゴルフファー
上記以外も、手元が柔らかい系が合う(切り返しがゆっくり)なゴルファー全般にオススメ出来るシャフトだと思います。
三菱ケミカル公式ホームページ https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/
ジオテックゴルフ公式ホームページ:https://www.geotechgolf.com/
ジオテックゴルフなら、三菱ケミカル社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。