シャフト徹底試打レビュー「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」編

「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」とは・・・

「シャフト徹底試打レビュー」徹底試打の2024年の第３段は、2024年4月9日発売の、「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」を取り上げます！

ご存知だと思いますが、VENTUSシリーズは初代の「VENTUS BLUE（過去記事）」と、「VENTUS BLACK（過去記事）」、２代目のTRでは「VENTUS TR BLUE（過去記事）」と、「VEUTUS TR BLACK（過去記事）」と、「VENTUS TR RED（過去記事）」があります。それに続く今回の「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」になります。（初代「VENTUS BLUE」の後継モデルです）
発売以来、高い人気を誇るVENTUSシリーズの第3世代目になるこのシャフトは皆さんの期待も大きいのではないでしょうか？！

人気シリーズの最新作とあって、注目度抜群な「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」いつも以上に、張り切って試打したいと思います。
※いつも真剣です・・・

余談ではありますが、「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」は、「にいよん　べんたす　ぶるー」と読むのが正しいようです。

「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」って、どんなシャフト？！

THE ULTIMATE CONSISTENCY UPGRADE
2018年の発売以来、トッププロをはじめとする多くのゴルファーに支持されてきたVENTUSがアップグレード。
24 VENTUS BLUEは最新のVeloCore Plusテクノロジーを搭載し、フィーリング、安定性、スピードの向上に成功しました。
スイング中やインパクト時の軌道をより安定させ、優れたボールコンタクトを実現します。

※藤倉コンポジット社ホームページより引用

「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」試打開始です！

今回は、ジオテックゴルフの「GT９　SLE」ドライバー（カチャカチャ式）の9.5度を使用して試打を行いました。

【ヘッドのご紹介】

ジオテックゴルフ　GT9 SLEドライバー "圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。

試打結果は、こんな感じでした。

※試打の平均データです

上記の弾道を見て頂いてもお分かりいただける様に、今回の試打でやはり圧倒的な特徴としては、再度スピンの少なさだと思います。サイドスピンの絶対値の平均が「119.6 rpm」でした。最大でも「256 rpm（ドロー）」であり、全体的にサイドスピンを抑えられています。

恐るべし、さらに進化した「VeloCore Plus（ベロコア プラス）」！！

【ゴルフおじさん】的な試打レポート（めっちゃ主観です）

【見た目・コスメについて・・・】

初代の「VENTUS BLUE」は、落ち着いた雰囲気のブルーで、２代目の「VENTUS TR BLUE」はラメも入った鮮やかな濃いブルーでしたが、今回の「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」は、光沢がないマットな質感で色も見が、やや水色っぽい（※某有名のど飴の「龍〇散のど飴」のブルーに似ているかな？　ごめんなさい的確な表現が出来ず・・・　自分の表現力のなさを恨みます・・・）それでいて、持ち上げて太陽光が当たると鮮やかな色味になって、アドレスすると光が抑えられるので、締まったブルーに見えます。私（ゴルフおじさん）的には、明るい色の方が軽快に振れる様な気がするので、歴代の「VENTUS BLUE」のなかで一番好きな色味です。

【ワッグルしてみて・・・】

ワッグルした最初の印象は、私（ゴルフおじさん）的には「いい意味で」中間から先端が棒の様な印象でワッグルした際の「ヘッドの追随性が非常に高く」感じました。これはヘッドスピード速いひと向けに設計されたシャフトである「VENTUS」であるからこそ、「SPEEDER NX」シリーズのそれとは明らかに違います。
但し、手元側である程度「ねばり」の様な動きを感じるので、「VENTUS BLACK」とも明らかに違うので、BLUE系である事は感じ取れます。

【実際に打ってみて・・・】

私（ゴルフおじさん）の好物である、「手元軟らかい系シャフト」なので、いやでも期待が膨らむのですが、ウオーミングアップ程度に軽く打って行くと、「あっ！ミスった・・・」と思っても意外と普通に飛んでいる・・・、「あっ！・・・・また普通に・・・」とそんな感じが何回ありながら不思議だなと思いながらも、思っていたよりもハードではない様な感じをもってウオーミングアップを終了。

ここから、本気モードの試打に入ります！

結果から言うと、

↓

↓

↓

↓

↓

↓

どまっすぐ。

※ごめんなさい・・・

あっ！！！　ひゃーーーーーーーー！？

あわあわわわてああわあわわ・・・・・・・・・

ふ～～っ　( ^^) _旦

えーえーえーえー、えーとですね。

あのシャフト（過去記事）のキャッチコピーと同じになってしまいました。あのシャフトは、シャフトの特性としてクセが無いという意味合いでしたが、今回の「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」打った結果が、「どまっすぐ。」（※ごめんなさい。これで最後です・・・）なんです。
私（ゴルフおじさん）の勝手なあれですが、「VeloCore Plus（ベロコア プラス）」の効果ではないでしょうか？！
ここは本当に、私（ゴルフおじさん）の感覚的なものなので、違うかも知れませんが、トルクが大きいシャフトにありがちではありますが、スイング中にフェースの向きに対して敏感になり過ぎず違和感を感じないで気持ちよくスイングしていけます。「オフセンター時のヘッドの捩れを抑制」とは一見、相反する事の様に思えますが、オフセンター時の捩れを抑制しつつ、スイングの不要な（余分な）捩じってしまうエネルギーをシャフト全体で受け止め、車のハンドルの「あそび」の様に働き、インパクトにかけてニュートラルにフェースを戻してきているのではないかと、勝手な妄想をするぐらい、まっすぐボールを飛ばしてくれます。

また、初代の「VENTUS BLUE」は手元のしなり感からタイミングを取りやすく、しっかり振っていけるタイプに思っていまして、２代目の「VENTUS TR BLUE」は初代に瞬発力をつけた「走り感」が特徴的でしたが、悪く言うと初代は「走り感が物足りない」、２代目は「思ったより走ってします」それぞれ、その部分をスイングで補う必要を感じてしまうゴルファーが私（ゴルフおじさん）も含めて一定数いたと思っていました。
そんなところに、今回の「24 VENTUS BLUE（24 ベンタス ブルー）」は、初代のタイミングの取りやすさと、２代目の瞬発力のある走り感のいいとこどりの、ハイブリッドの様に思えます。

この「タイミングの取りやすさ」・「瞬発力のある走り感」・「曲がらない安定感」の３拍子揃った、今年注目度No1の最強のVENTUSといって良いと思います。

流石、

THE ULTIMATE CONSISTENCY UPGRADE

です。

【ゴルフおじさん的、似ているシャフトは・・・】

選ぶのが難しいですが、振ったフィーリングという点にだけ絞って、しいて言えば他社シャフトになりますが、「Diamana WS」ではないかと・・・

※私（ゴルフおじさん）の勝手な感想です・・・

【ゴルフおじさん的、魅力的なポイント・・・】

• 左右方向の安定感（打出し、曲がり共に）が高いこと。
• シャフトに求めるものが、全て高い次元でバランスできていること。
• ヘッドとの相性をあまり気にしないで良いこと。

【ゴルフおじさん的、要注意ポイント・・・】

• やはり「VENTUS」なので、スペック選びは無理しないこと（5Rまであります）
• オートマチックな飛距離的な過度な期待はしてはいけないこと

【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ！

ここまで色々書かせて頂きましたが、こんなゴルファーにオススメしたいです。

・方向性と飛距離を高い次元でバランスしたいゴルファー。
・飛距離の打ち分けをドライバーでしていきたいゴルファー。
・フェアウェイキープ率を上げたいゴルファー。

VENTUSだからと怖がらず、一度打ってみて頂きたいシャフトなので、是非一度試打してみてください。

藤倉コンポジット公式ホームページ：https://www.fujikurashaft.jp/

ジオテックゴルフ公式ホームページ：https://www.geotechgolf.com/

ジオテックゴルフなら、各社のシャフトをラインナップしておりリシャフト（シャフト交換）なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。