シャフト徹底試打レビュー「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」編

「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」とは・・・

「シャフト徹底試打レビュー」徹底試打の2023年の第3弾は、2023年7月14日発売予定の、三菱ケミカル「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」を取り上げます!

三菱ケミカルのシャフトとして、「Diamanaシリーズ」と並んで人気の「TENSEI(テンセイ)シリーズ」の最新モデルです。

あのメジャーチャンピオンもテストした画像が、昨年(2022年)に出ていたのでご存知の方も多いかも知れませんが、皆さん注目の待ちに待ったシャフトではないでしょうか?!

【歴代のTENSEI 1K シリーズのレポート記事】

TENSEI CK Pro Orange(テンセイ CK プロ オレンジ) 過去試打レポート記事を読む>>
TENSEI Pro White 1K(テンセイ プロ ホワイト 1K) 過去試打レポート記事を読む>>
TENSEI Pro Orange 1K(テンセイ プロ オレンジ 1K) 過去試打レポート記事を読む>>

この3モデルに続く、第3弾TENSEIです。(※海外では他のモデルも販売されていますが、国内流通品として)

BLUE(ブルー)の名を冠したあたりが、あれ(青マナ)を想像してしまうゴルファー多いと思いますが、今回の「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」はどの様なシャフトなのか、詳しく書いていきたいと思います。


「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」って、どんなシャフト?!

モデル フレックス 重量 トルク バット径 調子
TENSEI Pro
Blue 1K 50
R 52.0g 4.9 16.00mm
S 54.0g 4.8 16.00mm
X 54.0g 4.8 16.10mm
TX 56.5g 4.8 16.20mm
TENSEI Pro
Blue 1K 60
R 59.0g 4.0 15.95mm
S 61.0g 3.9 16.00mm
X 63.0g 3.9 16.05mm
TX 64.5g 3.9 16.10mm
TENSEI Pro
Blue 1K 70
S 68.5g 3.4 16.10mm
X 72.5g 3.3 16.15mm
TX 74.5g 3.3 16.15mm
TENSEI Pro
Blue 1K 80
S 80.0g 3.0 16.10mm
X 82.0g 3.0 16.15mm
TX 84.0g 2.9 16.20mm

 

あの名器が新たな歴史を創る。
TENSEI™ Pro Blue 1K series 発売決定!

2023年7月、三菱ケミカルはTENSEI™ Pro Blue 1K(ワンケー)シリーズを発売いたします。
海外メジャーチャンピオンをはじめとする多くのトッププレーヤーに支持されてきたTENSEI™ブランドから日本では初登場となるブループロファイル。前身のCK(カーボンケブラー)クロスをベースに、 三菱ケミカルが独自に開発した1K(ワンケー)クロスを搭載したクセのない全体しなりを特徴とするシャフトです。適正な打ち出し角とスピン量であらゆるシチュエーションでハイパフォーマンスを実現します。
長尺クラブのセッティングにも最適な50グラム台など、スペックバリエーションを豊富に取り揃えており、TENSEI™ブランドにおいても 幅広いゴルファーに最適な重量、硬さの選択肢を提供します。

※三菱ケミカル社ホームページより引用

スペックから読み取れる部分としては、TENSEI Pro White 1Kや、Diamana WSと同じように、重量がやや軽い(60/Sで、61.0g)ので、同じTENSEIでもTENSEI Pro Orange 1K(60/Sで、69.0g)や、他社のシャフトから変えると、やや軽い(TENSEI Pro Orange 1Kとの比較で約12%軽い)ので注意が必要です。
また、バット径が16mmを超えてくる(一部フレックス除く)のは、なかなか太いので、グリップ選びも少し注意が必要かも知れません。


「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」試打開始です!

今回は、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。

【ヘッドのご紹介】

ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー
"圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。

 

試打結果は、こんな感じでした・・・

ボール初速 67.99 m/s
打出角 16.86 度
バックスピン 1,531 rpm
平均飛距離 276.1 ヤード
最大飛距離 278.1 ヤード
飛距離のブレ 3.8 ヤード
方向性のブレ 9.2 ヤード

※試打の平均データです

弾道は、適度な高さで伸びのある球質。サイドスピン(スピン軸の傾き)も穏やかで、打っていて安心感を感じられます。
私(ゴルフおじさん)の場合では、右への打出し(最初から右に飛ぶ)が少ないのが特徴かも知れません。


【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)

今回の試打は、TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー) 60(S)で行いました。

第一印象は・・・

「ゆっくり、大きく動く!」

でした。

ワッグルした印象は軽くてしなやかな感じで、ウォーミングアップで軽く振ってみると、手元の軽さ(軽快さ?)を感じながらも、グリップエンドからヘッドの先まで均一性のある、きめ細かいしなり戻りを感じ、インパクトからフォローにかけて、「すっ・・・」と何事も無かったかのように、プレーン上におとなしく収まってくれる様な印象を受けました。

ここ最近多くのメーカーから「クセのない」が多く発売されていますが、この時「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」は、一味も二味も違う予感!?を、ビビッと感じました。

ウォーミングアップもそこそこに打ち始めます・・・

弾道を見て頂くとわかりますが、5球全ての打出し方向がセンターからやや左にまとまっているのが分かって頂けると思います。私(ゴルフおじさん)は、自称フェードヒッターなので、この方向に打ち出しが安定してくれることが何よりも安心です。スペック的なものの関係で、私にジャストなスペックでなかった(?)事もあり、ややつかまった球もありますが、曲がり幅も少なくまとまっていると思います。計測の後にも沢山打ったのですが、球筋を意図的に打ち分けやすく自分の言う事を聞いてくれるシャフトだと確信できました。

前述の私の予感どおり、「クセのない」と言われるシャフトと一味も二味も違いました。
この違いは、好みやスイングへの適性などにより、感じ方が違うので、何が良いか悪いとかではなく、「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」と似た味付けのシャフトは、過去にもあまり記憶が無いように思えます。

では、どの様に「一味も二味も違う」と感じたのかを、もう少し具体的にお話ししたいと思います。
【注意】ここからは、私(ゴルフおじさん)の感じた印象なので、科学的な根拠などは一切ありません・・・

決定的に違いを感じたのは、何と言ってもしなりの、きめ細やかさだと思います。

【注意】誤解を生みそうなので、初めに言いますが、下記の図は何かの剛性などを表現したものではなく、感じ取れるシャフトのしなり感の私(ゴルフおじさん)的なイメージです。

打った時に感じるシャフトのしなり感(記憶として残る)は、多くの一般的なシャフトでは、上の黒い線の様な点と線で(実際には1、2箇所?)結ばれる様なイメージで、しなりの変化があるポイントを感じて、私(ゴルフおじさん)はシャフトの特定を把握するのですが、「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」は、青い線の様にもっと解像度が高いと言うか、しなりを、きめ細やかに感じられ全長にわたり、なめらかにしなっている様に感じられました。(伝わらなかったら、申し訳ございません・・・)

また、もう一味(二味目)違うポイントとしては、「しなり戻り方」だと感じました。これも好みの問題なので、何が良いか何が悪いかと言う事ではないですが、「ドカーン!」と加速する様なスポーツカーと、「すーーーっ」と滑らかに加速していく大排気量高級車(勝手にロールスロイスの様な? 乗ったことないので知りませんが・・・)の違いで、「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」は間違いなく、ロールスロイスの様な(後者)のしなり戻りで、敏感過ぎず大きく動き、フォローでも綺麗にプレーンに乗って行ってくれる印象です。
私(ゴルフおじさん)的な妄想(考え?)では、この感じは素材の硬さ(弾性?)だけではなく、スペックの所でも少し触れた形状的(シャフトの太さ)などとのバランスを緻密にしているから生まれるメーカー様の「設計の妙」だと勝手に思ってます・・・
若干(?)話がそれましたが、この敏感過ぎない感じのおかげで、球筋の打ち分けも私(ゴルフおじさん)には、打ち分けがとてもしやすく安心して振っていける(≒狙ったところに打ちやすい)印象です。初速も速いので、飛距離性能を犠牲にしていないところが、

「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」恐るべし!!

です。

最後に他のTENSEI 1Kシリーズとの比較と言うか、違いに触れたいと思います。
TENSEI Pro White 1K(テンセイ プロ ホワイト 1K)と、TENSEI Pro Orange 1K(テンセイ プロ オレンジ 1K)は、シャフトの主張(特徴)が強く、シャフトが一定の球筋に引っ張って行ってくれるので、「目的の球筋」や「特定の改善」が実現する選択が出来れば非常に強い味方です。
「TENSEI Pro BLUE 1K(テンセイ 1K ブルー)」は、2つのシャフトとは違い、ゴルファー(スイング)の主張を聞いてくれる「聞き上手くん」だと思います。
ゴルファー(スイング)の意図(ミスも含めて)をくみ取って、「左様でございますか。後ろからお手伝いします。」と言った感じで、ついて来てくれる存在だと・・・

って、変な妄想に聞えますが、そんな印象を受けました。


【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!

「クセのない系」のシャフトは、その通り多くのゴルファーに対応できるので、是非試して欲しいです。
最初は、この良いフィーリングを違和感に感じてしまう可能性もありますが、しっかりと味わっていただければ、分かると思います。

・自分の意図を最大限ショットに反映させたいゴルファー
・スイング中にヘッドの位置や向きをしっかり把握したいゴルファー
しなり感を感じ取って「間」取っていきたいゴルファー

こんなゴルファーに特におすすめできるシャフトだと思います。


 

三菱ケミカル公式ホームページ https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/

ジオテックゴルフ公式ホームページ:https://www.geotechgolf.com/


ジオテックゴルフなら、三菱ケミカル社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。



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ABOUTこの記事をかいた人

ゴルフが好きで、ゴルフ業界の仕事に就くほどのゴルフバカです。 GeotechGolfのホームページ管理者をする傍ら、ゴルフクラブの飽くなき探求をする事を、生業としています。 平均スコア:85前後 ヘッドスピード:47m/s 得意なクラブ:8番アイアン クラブ組立レベル:マイクラブは作れる程度 ※時折独自の意見を展開するので、温かい目で見守っていただけると幸いです。