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2022年!獲れたてシャフト徹底試打レビュー「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」編

「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」とは・・・

「2022年!獲れたてシャフト徹底試打レビュー」徹底試打の第6弾は、2022年10月6日発売の、「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」を取り上げます!

昨年発売され女子プロや多くのアマチュアゴルファーに絶大な支持を受けた、「SPEEDER NX(スピーダー NX)(過去記事)」の後継モデルになる「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」が登場します。

フジクラシャフト(藤倉コンポジット)ファンのゴルファーは間違いなく気になる1本だと思います。SPEEDER Evoシリーズから毎年交互に性能が違う(剛性分布、球筋特性など)モデルを発売しているので、去年の「SPEEDER NX(スピーダー NX)(過去記事)」が合わなかったというゴルファーにも是非ご覧いただきたいです。(結果的に・・・)

メーカー様にご協力を頂き徹底的に試打しましたので、試打レビューをしてみます。

ですが・・・
先にお断りさせて頂きます・・・
私(ゴルフおじさん)が、諸事情で1ヶ月ほどクラブを握れておらず、試打の段階で100%とはいかないコンディションであったので、他のシャフトのレポートを数値的な比較はご容赦頂けると幸いです。
※ご協力頂きましたメーカー様、申し訳ありません。


「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」って、どんなシャフト?!

モデル フレックス 重量 トルク 調子 レングス
SPEEDER NX GREEN 40 R2 48.0g 5.7
46
R 49.5g 5.7
SR 51.0g 5.7
S 52.5g 5.7
SPEEDER NX GREEN 50 R 54.5g 4.9
SR 56.0g 4.9
S 57.5g 4.9
X 59.0g 4.9
SPEEDER NX GREEN 60 SR 65.0g 3.8
S 66.5g 3.8
X 68.0g 3.8
SPEEDER NX GREEN 70 S 76.0g 3.0
X 77.5g 3.0

 

VTCをアップデートし、さらなるボールスピードアップを実現
手元側のトルクを抑え、中間部とのトルク差をより大きくし、なめらかなフィーリングで一体感のあるシャフト挙動を実現しました。
ダウンスイング中の逆しなりを抑え、振りやすさがクラブスピード、ボールスピードに転換されます。
また先端剛性を高めることで、より強い弾道が打てるモデルに仕上がっています。

※藤倉コンポジット社ホームページより引用

 


「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」試打開始です!

今回は、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。

【ヘッドのご紹介】

ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー
"圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。ゴルフ体験主義の記事は、コチラ>>>

 

試打結果は、こんな感じでした。

ボール初速 68.6 m/s
打出角 15.96 度
バックスピン 1731 rpm
平均飛距離 276.6 ヤード
最大飛距離 280.5 ヤード
飛距離のブレ 5.8 ヤード
方向性のブレ 24.14 ヤード

※試打の平均データです

弾道は左右に分かれていますが、2球つかまえに行っていつので、シャフトでバラけていると言うわけではなく、打ち合分けているものになります。
私(ゴルフおじさん)的には、この打ち分けやすさに注目だと思います。

恐るべし、アップデートした「VARIABLE TORQUE CORE」!!


【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)

まずは、振った印象を「SPEEDER NX(スピーダー NX)(過去記事)」と比較してみたいと思います。

おさらいになりますが、「SPEEDER NX(スピーダー NX)(過去記事)」は、比較的オートマチックにシャフトが走ってつかまえてくれる印象でした。

対する今回の、「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」は、基本的に良い意味で「オートマチック感」が少なくなっている様に感じました。

私(ゴルフおじさん)的に感じ取ったシャフトのしなり方で、インパクト時のしなり戻りのイメージを描いてみました・・・(伝わらないと思いますが・・・)

※左がNX BLUE 、右がNX GREEN

こんな感じです・・・ どんな感じだよ!? って怒らないでください(笑)

SPEEDER NX(スピーダー NX)(過去記事)」は、シャフト全体で包み込む様にシャフトが走ってオートマチックにつかまえれくれるイメージ。

「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」は、中間から少し上でしなり感を感じながらも、それより先か素直(? ピシッと真っ直ぐ?! 言葉が難しいですが・・・)に、振った方向に打ち出しやすいイメージです。

またまた、イメージしにくくなるかもしれませんが、表にまとめてみます。

項目 NX GREEN NX BLUE
つかまり スイングなりにつかまる オートマチックに程よくつかまる
スイングのミスへの寛容性 ミスが球筋に出やすい 振り遅れのミスは少し助けてくれる
打出し方向 スイング通りで、コントロールしやすい イメージより少しつかまり方向に打ち出す
イメージしやすい球筋 スイングなりでドローもフェードも打ちやすい ドローボールがイメージしやすい

※あくまでも、私(ゴルフおじさん)のイメージです。

上にイメージで特筆したいのは、「打出し方向と、つかまり」の操作性の高さが、「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」の最大のポイントかもしれません。

オートマチックにつかまえるイメージが薄い事もあって、「SPEEDER NX(スピーダー NX)」に比べると、振った分だけ飛ばせるイメージが沸くのと、フェードで打ちたいゴルファーにはイメージしやすいかも知れません。

打っていて、ドローやフェードの打ち分け(ゴルフおじさんのレベルでも)がしやすいのは、打出しのコントロール性と、ボールのつかまりと言う相反するような性能を高いレベルで両立しているのかもしれないと感じました。(トルクの設計かなぁ~  ひとり言・・・

前置きがながくなりましたが、試打データを見ていきます。

ボール初速、打出し角、バックスピン量が安定的に良い数字が出ていて、飛距離もしっかり出ているのが印象的で、ドローでもフェードでも弾道の高さこそ違いますが、飛距離も大きく変わることがないので、コースマネージメントもしやすいと思います。

「SPEEDER NX(スピーダー NX)」との比較データもとってみましたが、私(ゴルフおじさん)の場合は、飛距離の差もほぼ無く、コントロール性や、しなりのフィーリングで対象者が違うものと思いました。それなので、「SPEEDER NX(スピーダー NX)」を気に入っている方は、もしかしたら「SPEEDER NX Green(スピーダー NX グリーン)」は、???となるのかと思います。

冒頭でも書かせて頂きましたが、まさに「SPEEDER Evoシリーズから毎年交互に性能が違う」これに尽きるのかもしれません。

過去に似たイメージのシャフトがあるか、考えてみたのですが、他社含めて同じ様なシャフトは思いつかなかったので、次世代のシャフトなのではないでしょうか?!


【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!

ここまで色々書かせて頂きましたが、「オートマチックに・・・」と言うよりも、「自分で操作する」の匂いのするシャフト(VENTUSの様な難しいものではないです)なので・・・

振ったなりのボールを打ち出したいゴルファー。
・自分のスイングに応じた分だけ距離をマネージメントしたいゴルファー。
・フェードを中心に、ドローなどのボールを打ち分けをしたいゴルファー。

こんなゴルファ以外にも、マッチゴルファーは凄く多いと思いますので、是非試打してみてください。


 

藤倉コンポジット公式ホームページ https://www.fujikurashaft.jp/

ジオテックゴルフ公式ホームページ(NX GREENシリーズ リストページ):https://www.geotechgolf.com/

ジオテックゴルフなら、各社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。

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