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「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」とは・・・
「シャフト徹底試打レビュー」徹底試打の2025年の第2弾は、2024年11月に発売された、「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」を取り上げます！
ツアープロも多数使用して、圧倒的な知名度と人気を誇る、「VENTUS（ベンタス）シリーズ」ですが、2024年に３機種発売（ブルーのみ先行販売）されました。
その３モデル（ブルー・ブラック・レッド）の中で、一番つかまりがいい「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」をレポートしたいと思います。
過去にも「VENTUS TR RED（過去記事）」を、試打レポートを行っていますが、私（ゴルフおじさん）的には、安心感と力強さがバランスよく好印象を持っていますので、今回の「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」も期待大で、試打レポートを開始します。
「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」って、どんなシャフト？！
| モデル | フレックス | 重量 | トルク | 調子 | レングス |
| 24 VENTUS RED 5 | R | 59.5g | 3.6 | 先中 |
46 |
| S | 59.5g | 3.4 | |||
| 24 VENTUS RED 6 | S | 67.5g | 3.3 | ||
| X | 67.5g | 3.2 | |||
| 24 VENTUS RED 7 | S | 77.5g | 3.1 | ||
| X | 78.0g | 3.0 |
THE ULTIMATE CONSISTENCY UPGRADE
2018年の発売以来、トッププロをはじめとする多くのゴルファーに支持されてきたVENTUSがアップグレード。
24 VENTUS BLUEは最新のVeloCore Plusテクノロジーを搭載し、フィーリング、安定性、スピードの向上に成功しました。
スイング中やインパクト時の軌道をより安定させ、優れたボールコンタクトを実現します。
※藤倉コンポジット社ホームページより引用
「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」試打開始です！
試打結果は、こんな感じでした。
| ボール初速 | 68.52 m/s |
| 打出角 | 15.6 度 |
| バックスピン | 1727 rpm |
| 平均飛距離 | 277.3 ヤード |
| 最大飛距離 | 279.7 ヤード |
| 飛距離のブレ | 5.0 ヤード |
| 方向性のブレ | 12.7 ヤード |
※試打の平均データです
見ていただいてわかると思いますが、私（ゴルフおじさん）が先系シャフトに不慣れなのもあって、１球（水色）だけミスショットになっていますが、それ以外はストレート～軽いドローでまとまっています。それでいて、高さもしっかり出てとても扱いやすかったです。
恐るべし、さらに進化した「VeloCore Plus（ベロコア プラス）」！！
【ゴルフおじさん】的な試打レポート（めっちゃ主観です）
【見た目・コスメについて・・・】
「24 VENTUS」シリーズは、共通でマット（艶消し）で、全体がそれぞれのモデルカラーになっています。今回の「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」もブルーや、ブラックと同じデザインで、モデルカラーのレッドになっています。レッドといっても今までの「ベンタス レッド系」とは違って、マット（艶消し）なのもあり少し暗めの赤に見えます。
私（ゴルフおじさん）的には、「24 VENTUS」シリーズの中で一番見た目は好きです。
【ワッグルしてみて・・・】
第一印象は・・・
小気味よく動いて、
ヘッドが思い通りについてくる！
でした・・・
ワッグルのフィーリングとしては、中間から先は動くが「やわらかい」というよりも、「スッ！スッ！」と軽快に気持ちよく動いてくれて、その動き自体に違和感を感じないので、素直に動いてくれるのではないかと、期待を持たせてくれました。
【実際に打ってみて・・・】
ウオーミングアップ程度に軽く打って行くと、「24 VENTUS BLUE（過去記事）」や「24 VENTUS BLACK（過去記事）」と比べると、明らかにシャフトが加速する（動く）感じがあり、ボールも実際につかまってくれます。
ここから、本気モードの試打に入ります！
結果から言うと、「VENTUS史上最速？！」と感じられる、インパクト前後の長いエリアでのシャフトの動きを体感でき、速いボール初速、高い打出角、しっかりとつかまった弾道で、安定してくれました。
「VENTUS TR RED（過去記事）」も、同じような特性の印象をもっていますが、「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」と比べると、車で例えると「VENTUS TR RED」は、マニュアルで、「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」は、セミオートマ的（クラッチのないパドルシフト？）の様な扱いやすさだと思います。
ここは、ゴルファーの技量によりますが、弾道の操りやすさを重視する「VENTUS TR RED」と、フェアウェイキープ率を重視する「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」といったイメージで捉えていただけるといいと思います。
打ってみて一番印象的なのは何といっても、あまり気を遣わずに打っていても、しっかりつかまり、しっかり上がることだと思います。とは言っても、「VENTUSシリーズ」はゴルフ用シャフト全体から見たら、間違いなく上級者向けではありますので、初心者の方でもという意味ではありませんが、しっかり打っていけるシャフトでありながら、左（右利きの場合）も消してくれる。
シャフトの挙動としては、スイング全体で緩やかなシャフトの動きを感じつつ、ハーフウェイダウン（ダウンスイングの腰の付近）あたりから、シャフトの先半分が自分の手が伸びてボールを先端側から拾い上げるようなイメージで、穏やかですが大きなしなり戻りがあり、ボールをしっかりつつみこんでくれます。とても、コントロールしやすい挙動です。
総合的にシビアさを抑えてくれるので、安心感をもってショットに挑めることが、私（ゴルフおじさん）的には非常に重要に感じました。安心して打てるので結果的にスイングの再現性も上がり、大きなミスもほとんどなく打っていけます。
ここまでの話は、最近のシャフトでは比較的「ある話」ですが、これを「上級者向き」の「先中調子」のシャフトでできていることが特筆ものだと思います。
以前レポートした、「VENTUS TR RED（過去記事）」でも、似たような印象を持ちましたが、操作性が若干マイルドになったものの、それを補っても余るくらいの安定感を得られるので、私（ゴルフおじさん）的には、「24 VENTUS RED（24 ベンタス レッド）」を選びたくなります。
「MAX系ドライバー」全盛のこの時代では、安定感に全振りしていくようなセッティングが、シンプルかつ飛距離のアドバンテージを得られると思います。
私（ゴルフおじさん）が感じたイメージを図解してみました・・・・
ある程度スイングができれいる中級～上級者ゴルファーにとって、最近のヘッドとの組み合わせで強い味方になるのは間違いないと思います。
【ゴルフおじさん的、魅力的なポイント・・・】
- 総合的に安定感があること。
- ボールをつかまえやすく、つかまりすぎないこと。
- しっかり打って行って、飛距離と方向性のバランスをとりやすいこと。
【ゴルフおじさん的、要注意ポイント・・・】
- 球筋を打ち分けやすいことが、最大の特徴ではない。
- 球を低く抑えやすいシャフトではない。
- クイックなクラブ操作についてくるシャフトではない。
【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ！
ここまで色々書かせて頂きましたが、こんなゴルファーにオススメしたいです。
・易しくビッグボールでフェアウェイキープをしたいゴルファー。
・MAX系ヘッドで、安定感を最優先にしたい中級者以上のゴルファー。
・しっかり振って、ぶっ飛びティーショットをしたいゴルファー。
今どきのヘッドに一番あわせやすい「VENTUS」だと思います。是非一度試打してみてください。
藤倉コンポジット公式ホームページ：https://www.fujikurashaft.jp/
ジオテックゴルフ公式ホームページ：https://www.geotechgolf.com/
ジオテックゴルフなら、各社のシャフトをラインナップしておりリシャフト（シャフト交換）なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。