シャフト徹底試打レビュー「VANQUISH VV(バンキッシュ ビィビィ)」編

お詫び・・・

「VANQUISH VV(バンキッシュ ビィビィ)」とは・・・

「シャフト徹底試打レビュー」徹底試打の2026年の第3弾は、上記の諸事情により遅くなりましたが、2025年7月に発売された、三菱ケミカル「VANQUISH VV(ヴァンキッシュ ヴィヴィ)」を取り上げます!

三菱ケミカルの「VANQUISH(バンキッシュ)」シリーズといえば、2022年に発売開始されたシリーズで、圧倒的な製品精度(重量±1g、振動数±1cpm)という、三菱ケミカルの高い技術力がわかる精度を持ちながら、軽量で非常にスピード感がある前作「VANQUISH(バンキッシュ)(過去記事)」に続く第2弾モデルです。

三菱ケミカルといえば、「Diamana」シリーズや、「TENSEI」シリーズの様な、アスリート向けのイメージが強いシャフトが多いですが、「VANQUISH(バンキッシュ)」シリーズは、重量も30g台~50g台と明確にターゲット層が異なるシリーズです。前作「VANQUISH(バンキッシュ)(過去記事)」は積極的にヘッドを動かすイメージでしたが、今回の「VANQUISH VV(ヴァンキッシュ ヴィヴィ)」は、私(ゴルフおじさん)的には、中調子になり扱いやすさを期待しないわけにはいかないシャフトだと勝手に妄想しています。

楽しみが盛りだくさんなシャフトなので、しっかりと試打をしてレポートしていきたいと思います。


「VANQUISH VV(バンキッシュ ビィビィ)」って、どんなシャフト?!

モデル フレックス 重量 トルク 調子
VANQUISH VV3 R3 36.5g 9.1度
R2 38.4g 9.1度
R 40.0g 9.1度
S 41.9g 9.1度
X 44.8g 8.7度
VANQUISH VV4 R2 47.7g 6.0度
R 47.7g 6.0度
SR 49.3g 6.0度
S 49.6g 6.0度
X 52.3g 6.0度
TX 54.0g 6.0度
VANQUISH VV5 R2 53.5g 4.5度
R 54.6g 4.5度
SR 55.4g 4.5度
S 56.7g 4.5度
X 59.5g 4.5度
TX 59.8g 4.5度

 

軽量分野で新たな歴史を創る 超精密軽量ブランド「VANQUISH™」。
VANQUISH™は三菱ケミカルの誇る設計・生産・管理技術を結集させることで、超高水準品質を実現しています。

VVシリーズはシャフト中間部のしなりがスイング中のトップからインパクトに向けてしっかりとスピードに変換されるため、飛距離効率に優れています。
±1g、1cpmと非常に少ない製造公差で管理し、軽量帯でも妥協の無い精密設計にこだわっています。

※三菱ケミカル社ホームページより引用

 


「VANQUISH VV(バンキッシュ ビィビィ)」試打開始です!

試打結果は、こんな感じでした。

ボール初速 64.0 m/s
打出角 13.2 度
バックスピン 2,069 rpm
平均飛距離 269 ヤード
最大飛距離 273 ヤード
飛距離のブレ 8.0 ヤード
方向性のブレ 6.6 ヤード

※試打の平均データです

ゴルフおじさん
基本的には、ストレートから超軽ドローで安定しています。左に引っ張ってしまったショットが1球だけありますが、それでも全てフェアウェイに収まってくれるレベルなので、安心感満点でした。

【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)

【見た目・コスメについて・・・】

見た目は前作の「VANQUISH(バンキッシュ)(過去記事)」のデザインを踏襲しており、前作は青っぽい色が、「VANQUISH VV(ヴァンキッシュ ヴィヴィ)」は、グリーンを基調としてデザインされています。質感も前作と同様に、先端側はマット、グリップ側はグロス(光沢)になっています。

 

【ワッグルしてみて・・・】

ワッグルしてみると、前作の「VANQUISH(バンキッシュ)(過去記事)」とは明らかに違い、中央部を軸に滑らかにしなりを感じ、手元部もやわらかい印象を受けました。私(ゴルフおじさん)的な第一印象は、「素直にやさしくしなるシャフト」です。
ここで感じたこととしては、私(ゴルフおじさん)的には、好きなシャフトの予感でしょうか・・・

 

【実際に打ってみて・・・】

まずは、ウオーミングアップ程度に軽く数発打って行くと、「ポン、ポン、ポン、ポン」と安定して打ちたい方向にボールが、いとも簡単に打ててしまいます。ここで、ワッグルで感じていた予感が「的中したかな?!」と思いました。

 

ここから、本気モードの試打に入ります!

結果から言うと、

ゴルフおじさん
シャフトがフェースの向きを適切な向きへねじり、つかまったジャストインパクトへ導いてくれるシャフトだと思います。

フルスイングで打ったみて感じた特筆ポイントは、何といっても再現性の高さを簡単に実現できることだと思います。ショット軌跡を見ていただくとわかると思いますが、少し右に打ち出してそこから軽いドローでまとまっています。
尚且つ、軽いシャフトが苦手な私(ゴルフおじさん)でも、初速も安定して出ているので安定性と高い飛距離性能を実現してくれている、「VANQUISH VV(ヴァンキッシュ ヴィヴィ)」の高い性能を物語っていると思います。

シャフトのしなり特性としては、基本的に素直なしなり感で中間やや手元寄りのあたりから、先端近くまでわかりやすく、しなりを感じさせてくれながらも「弱々しさ」や「グダグダなしなり」ではなく、一定までしなると最後に止まってくれる「踏ん張りがきく」感じなので、しなりを利用しながらもさらに押し込んでいけるようなしなり感なので、スイングのタイプとかをあまり限定しない幅広いゴルファーに「圧倒的な扱いやすさ」をもたらしてくれるシャフトだと感じさせてくれます。

ここからが、私(ゴルフおじさん)が一番言いたかった「勝手に妄想ポイント」です。
※本当にこのような挙動であるか確信がなく、「ただ感じた事」なので「妄想」としておきます。

よくシャフトの性能の表現で、シャフト先端が「走る」や「動く」という表現がありますが、このシャフトもしっかり動いてくれることには間違いないのですが、この様な表現の多くは、棒が左右にしなったり、それが戻ったりする方向(左右方法にシャフトがしなる)話になります。

このシャフトで私(ゴルフおじさん)が強く感じたのが、上記の動きに加えて「トルク方向」(ねじれる方向)に動いて、インパクト前にフェースを左に回す様な挙動をすごく強く感じました。
それにより、簡単にインパクトがスクエアになることを手ごたえとしても感じられ、フェース面の向きが黙っていても適正な向きに向いてくれる様に感じたので、すごく優しく感じられ、この効果は多くのゴルファーが恩恵を受けられるものであると思っています。
スクエアなインパクトに導いてくれる、「VANQUISH VV(ヴァンキッシュ ヴィヴィ)」は、強い味方になってくれると思いました。

私(ゴルフおじさん)が感じたイメージを図解してみました・・・・

 

ゴルフおじさん
正鵠を失わず:的を外さないこと。物事の要点を的確にとらえること。

 

【ゴルフおじさん的、魅力的なポイント・・・】

  • 簡単に再現性を上げられること。
  • しなりを感じてコントロールしやすいこと。
  • フェースが上(人によっては右)に向き過ぎないこと。

 

【ゴルフおじさん的、要注意ポイント・・・】

  • 非常に敏感なシャフトではないこと。
  • フェードでまとめやすいシャフトではないこと。
  • 重量帯が50gまでであること。

 


【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!

色々書いてきましたが新しい「VANQUISH」の高い性能を体験して頂きたいです。

・ティーショットを「やさしく」したいゴルファー
ビュンビュン動き過ぎるシャフトが苦手なゴルファー
・ボールの落としどころを考えてマネージメントしたいゴルファー

こんなゴルファーに特におすすめできるシャフトだと思います。


 

三菱ケミカル公式ホームページ https://www.mitsubishichemicalgolf.jp/

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ABOUTこの記事をかいた人

ゴルフが好きで、ゴルフ業界の仕事に就くほどのゴルフバカです。 GeotechGolfのホームページ管理者をする傍ら、ゴルフクラブの飽くなき探求をする事を、生業としています。 平均スコア:85前後 ヘッドスピード:47m/s 得意なクラブ:8番アイアン クラブ組立レベル:マイクラブは作れる程度 ※時折独自の意見を展開するので、温かい目で見守っていただけると幸いです。