目次
【結論】「TOUR AD Lia(ツアー AD ライア)」を3行でまとめると・・・
- どんなシャフト:軽さと手元側の安定感を両立させ、力強くヘッドを押し出しながら軽いドロー系でつかまえてくれるシャフト
- 試打データ:ボール初速56.2 m/s/打出角12.4度/バックスピン2,465 rpm/平均飛距離213.6ヤード(SKYTRAK・練習場球設定・5球平均)
- 向いている人:ヘッドスピードが控えめでも、軽いドローで安定して飛ばしたいゴルファー
※以下、実際に試打した私(ゴルフおじさん)の主観レポートです。
「TOUR AD Lia(ツアー AD ライア)」とは・・・
「シャフト徹底試打レビュー」徹底試打の2026年の第6弾は、2025年9月5日に発売された、グラファイトデザイン「TOUR AD Lia(ツアー AD ライア)」を取り上げます!
グラファイトデザイン社の「TOUR AD」シリーズと言うと、私(ゴルフおじさん)も以前、上級者やプロにも支持される「TOUR AD FI(過去記事)」を試打させていただきましたが、今回の「TOUR AD Lia(ツアー AD ライア)」は、それとは対照的な立ち位置のモデルになります。久しぶりに登場した、ヘッドスピードがあまり早くないゴルファー向けのTOUR ADシャフトです。
メーカー公表によると、「ヘッドスピードが遅めの方や、レディス用シャフトでは物足りないゴルファーに使っていただきたい」というコンセプトのシャフトとのことで、上級者やハードヒッター向けのイメージが強いTOUR ADシリーズの中でも、ちょっと異色(?!)で、それだけに気になるポジションのモデルだと思います。さらに今回は、ドライバーだけでなくハイブリッド、アイアン用までフルラインナップされているとのことで、シリーズとしての本気度も感じます。
そんな「TOUR AD Lia(ツアー AD ライア)」がどんな性能なのか、しっかりと試打をしてレポートしていきたいと思います。
「TOUR AD Lia(ツアー AD ライア)」って、どんなシャフト?!
| モデル | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
| TOUR AD Lia WOOD | Light R | 37.0g | 6.9度 | 中 |
| Light S | 39.0g | 6.8度 | ||
| TOUR AD Lia HYBRID | Light R | 43.0g | 5.8度 | |
| Light S | 44.0g | 5.7度 | ||
| TOUR AD Lia IRON | Light R | 44.0g | 5.8~5.6度 |
強さを秘めた軽さで、やさしく確実に飛ばす
TOUR ADシリーズ史上最軽量の次世代シャフト
軽量モデルにありがちな、頼りない、柔らかすぎるを改善。GCやFIにも搭載されるAD Shieldをウッドからアイアンまで採用し、軽量ながらもしっかりとした振り心地で、
軽さと安定感を両立。フルラインナップにすることでウッドからアイアンまでの振り感を統一することが可能。
※グラファイトデザイン社ホームページより引用
「TOUR AD Lia(ツアー AD ライア)」試打開始です!
試打結果は、こんな感じでした。
※試打の平均データです(TOUR AD Lia / Light S、SKYTRAK・練習場球設定、5球平均+3球平均)
※今回は、ロフト10.5度のヘッドでのテストでしたので、打ち出し角が低く出ています。
| ボール初速 | 56.2 m/s |
| 打出角 | 12.4 度 |
| バックスピン | 2,465 rpm |
| 平均飛距離 | 213.6 ヤード |
| 最大飛距離 | 221 ヤード |
| 飛距離のブレ | 18 ヤード |
| 方向性のブレ | 5.4 ヤード |
※試打の平均データです
ヘッドスピードを少し落としてみたら、こんな感じでした。
| ボール初速 | 47.0 m/s |
| 打出角 | 12.6 度 |
| バックスピン | 2,037 rpm |
| 平均飛距離 | 148.3 ヤード |
| 最大飛距離 | 153 ヤード |
| 飛距離のブレ | 9 ヤード |
| 方向性のブレ | 5.2 ヤード |
※試打の平均データです

【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)
【見た目・コスメについて・・・】
上部のバンドは「TOUR AD」シリーズの象徴的なデザインイメージをしっかり踏襲しています。以前試打した「TOUR AD FI(過去記事)」はロゴが大きく刷新された今どきなデザインでしたが、「TOUR AD Lia(ツアー AD ライア)」の色味は全体的にやわらかく、ロゴも悪目立ちしない配色になっているのが好印象です。ターゲット層の違いがデザインにも表れているようで、どんなグリップとも合わせやすそうな仕上がりだと思います。
【ワッグルしてみて・・・】
ワッグルしてみると、中間から手元寄りは比較的、剛性感があるものの、アスリート向けのような硬さではなく、先端とのコントラストがしっかりしているという意味で、「動く先端」、「安定する手元」のようなイメージを受けました。
先端部分は動きつつ、手元側はそれに合わせてタイミングを取るような、緩やかな動きを感じます。「TOUR AD FI」で感じた「先端側1/4がシュッ、シュッ、シュッと動く」印象とはまた違う、もう少し全体でしなりを受け止めるような感触です(伝わりますかね・・・)。
このイメージ通りであれば、楽に安心して打てそうな印象ですが、はたして・・・
【実際に打ってみて・・・】
まずは、ウオーミングアップ程度に軽く数発打って行くと、軽いシャフトでありながら、しっかりヘッドを押し出してくれる感覚がありました。先端だけが動くわけではないので、タイミングも取りやすそうな予感がします。
ここから、本気モードの試打に入ります!
結果から言うと、

ワッグルで感じた「動く先端」と「安定する手元」の印象は、実打でも大きく裏切られることはありませんでした。ボールが上がりやすく、力強くボールを押し出してくれる感覚があり、そのうえでしっかりつかまってくれるので、安心して振っていけます。
意外だったのが、それなりにヘッドスピードを出して振っても、普通に打てたことです。力強さと、つかまりの良さが両方あるおかげか、多少ミスヒットしても普通に飛んでくれる懐の深さも感じました。先端は動いているはずなのですが、暴れているという印象はほとんどありません。
※私(ゴルフおじさん)の勝手な妄想だと思いますが、これはおそらく、中間から手元にかけての剛性感が、先端の動きを「暴れ」ではなく「仕事」に変換してくれているからではないかと思います。手元がしっかり支えてくれるので、先端がしなって戻ってくるタイミングが乱れにくく、結果的に「軽いのに力強い」という、一見矛盾するような印象につながっているのではないでしょうか。
前置きが長くなりましたが・・・「ヘッドスピードがあまり早くないゴルファー向け」というメーカーのコンセプト通り、軽さゆえの振りやすさと、軽量シャフトにありがちな頼りなさの少なさを両立できているシャフトだと感じました。
私(ゴルフおじさん)が感じたイメージを図解してみました・・・・
剛柔一体:力強さと柔らかさが溶け合って、一つの体になっていること。
【ゴルフおじさん的、魅力的なポイント・・・】
- タイミングが取りやすいこと。
- 勝手に力強く打ち出してくれること。
- 安心して「つかまり」を感じられること。
【ゴルフおじさん的、要注意ポイント・・・】
- Sフレックスとは言っても、軽量シャフトなりにそれなりにしなること。
- フェードボールを打ちやすいシャフトではない。
- 人によっては、手元の剛性感から硬く感じるかもしれないこと。
【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!
ここまで色々書かせて頂きましたが、こんなゴルファーにオススメしたいです。
・軽いドローで安定させたいゴルファー
・強く振ると、スライス傾向が強くなるゴルファー
・「ぐにゃぐにゃ」なシャフトは苦手なゴルファー
こんなゴルファーに特におすすめできるシャフトだと思います。
グラファイトデザイン公式ホームページ https://graphitedesign.gd-inc.co.jp/
ジオテックゴルフ公式ホームページ:https://www.geotechgolf.com/
ジオテックゴルフなら、シャフトを多数ラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。



















