グリップの選び方は、ご存知ですか?
最近はデザイン性の高いグリップも多く、女性ゴルファーだけでなく男性ゴルファーもカラフルなデザイン性の高いグリップを選ぶ事が多いと思います。
※個人的にも蛍光グリーンのグリップを使っています。
デザイン重視で選ぶのもゴルフの楽しみでもありますが、一旦基本に戻ってグリップのお話をしたいと思います。
グリップ選びのポイントは?
グリップ選びのポイントは、まず違いを知ることです。
グリップの違いを見分けるのは以下の様な項目があります。
- 素材(ラバー、エラストマーなど)
- タイプ(コードの有無)
- 重量(グリップ単体の重さ)
- 内径(58、60、62など)
- バックライン(有無)
- その他
それぞれ特徴があるので、かんたんに説明させて頂きます。
素材
これに関しては、ラバー(天然ゴム)と、樹脂系(エラストマーなど)の2種類が多く、樹脂系のグリップがカラフルで、ここ数年は人気があります。
ラバー、樹脂系ともに決定的に違うのが、「撥水性」だと思います。
ラバーはどうしても、水に濡れると染みてしまいますが、樹脂系のグリップは乾いたタオルで拭けば水分は概ね取り除けます。
但し、樹脂系グリップは水分を拭き取らないで使用するとラバーよりも滑りやすいケースが多いです。
また、樹脂系の方が、価格が高い傾向があります。
タイプ
グリップのタイプには、コードの有り・無しがあります。
コードとは、グリップ表面にコード(紐のような物)が埋め込まれています。
一般的にはコードの方が、グリップ感が強いです。但し、人によってはそのコードの感触が「痛い」など場合があるので、ここは好みで別れると思います。
また、コード有の方が、価格が高い傾向があります。
※コードグリップの代表とも言える、GolfPrideのツアーベルベットコード
重量
現在、軽いものは20g台のものから発売されていますが、一般的な重量は50g前後で、やや軽いものは35g~45gが中心となります。
グリップは軽いものを付けると、スイングウェイト(C9やD1など)が重たくなります。
※スイングウェイトに関しては、別の機会にお話ししたいと思います
内径
内径とは、58、60、62などがあるグリップの内側にサイズになります。(60=0.60インチ=15.24mm)
元来の目的はシャフトの太さ(外形)に合わせてグリップを変えることで、シャフトと太さに関係なくクラブを握ったときの太さ感を同じにする目的でした。
その差を逆手にとって、同じシャフトの太さでも58を入れる事で握った感じを太くする様に使い分けることが多いです。
同じモデルでも内径違いがあるグリップは、好みに合わせて使用することが可能です。
バックライン
グリップの裏側に感じられる膨らみの事です。バックラインがあった方が「クラブの向きが感じやすい」、「力が入りやすい」などと感じるゴルファーも多くいます。
但し、最近の調整式のクラブ(カチャカチャ式)は、シャフトの向きを変えることが出来るため、どの向きに握っても変化がないバックライン無が使われる事が多いです。
その他
・・・ とは言っても、やはり見た目や「xxxプロ」が使用しているグリップと同じ物など、選び方は様々だと思います。
写真のグリップの中に、海外でも大活躍な若手プロゴルファーが使っているモデルと同じグリップもあり、非常に人気の高いグリップになっています。
グリップの取り揃えが多い、ジオテックゴルフなら、あなたの好みのグリップが見つかりますので、是非ご覧ください。