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ヘッドの基礎知識【スペックの意味 ウッド編】
ゴルフクラブのスペックというと、「ロフト・長さ・重量・フレックス」などを思い浮かべると思いますが、ヘッドの情報というのはフェースの角度を表す「ロフト」しか含まれていないことが多いです。
ウッドヘッドに関する「スペック」で比較的よくみる情報を、かんたんにお話ししいます。
※ヘッド特性にあたる「重心」については別の機会にお話しします。
ヘッドのスペックは?(ウッド編)
代表的なものに下記の様なものがあります。
- ロフト
- ライ角
- 重量
- フェース角度(FA:フェースアングル)
- 体積
- ホーゼル内径・外径
それでは、個別にお話しさせていただきます。
ロフト
ヘッドのフェースが上を向く角度の事で、0度(実際には存在しません)が絶壁で90度(こちらも存在しません)が真上を真上を向くことを意味します。
数値(角度)が小さいものを、「立っている・ストロング」などと言い、大きいものを、「寝ている・ウイーク」などと言います。
一般ゴルファー使うドライバーだと、9度~12度です。
ロフトは立っている(ストロング)程、ボールは上がりにくくなります。
ライ角
ソールとシャフトが成す角度の事で、0度(実際には存在しません)が水平で90度(こちらも存在しません)が直角(L字)になることを意味します・・・
と書きたいのですが、厳密には違いライ角を計測するのはフェースの中心を測定で決めて・・・・・・・・・・・ここで書くには説明が難しいので割愛させてください。
なので、「ソールとシャフトが成す角度」で大きく間違いはないとだけご理解ください。(ウッドの場合はスコアラインは基準になりません)
数値(角度)が小さいものを、「フラット」と言い、大きいものを、「アップライト」などと言います。
一般ゴルファー使うドライバーだと、58度~60度です。
ライ角に関しては、いろいろな見解があってアップライトだと・・・フラットだと・・・と様々な情報があると思いますが、
「ゴルフおじさん」的には、ティーアップして使うドライバーに関してはアップライトだと、つかまったボールが打ちやすいと考えています。
重量
ヘッド単体での重量の事で、一般ゴルファーの方はあまり馴染みのない数値だと思います。
ドライバーは、190~196gが一般的で、より軽いものも多く存在します。
以前は200gを超える様なヘッドも多くありましたが、最近では少なくなっています。
フェース角度(FA:フェースアングル)
クラブをソールした(地面に置いた)時に向くフェースの向き(角度)の事で、真っ直ぐなのをストレート、左に向くのをクローズ(フック)、右に向くのをオープン(スライス)と言います。
ゴルファーによって、アドレスの際にソールするゴルファーとソールしないゴルファーがいますが、ソールしないゴルファーにはあまり関係ないスペックになります。
ソールするゴルファーにとってみて、クローズになっている場合はスイング開始時にすでにフェースが左に向いているため、結果的につかまえやすく感じます。
※右利きの場合で記載しています
体積
ヘッド単体での体積を意味します。ルール上は460cm3(立方センチメートル)と規定されています。
最近では450cm3前後のものが殆どで、上級者向けモデルでやや小さい400~430cm3などのヘッドもあります。
ホーゼル内径・外径
シャフトが挿入される部分であるホーゼル(ネック)の寸法を意味します。
挿入できるシャフトと、組立の際に使用するパーツのソケット(フェルール)のサイズを決めるのに重要な数値になります。
ジオテックゴルフのオリジナルヘッドなら、スペックデータはもちろん、ヘッド特性である「重心」のデータもすべて公開していますので、ホームページを是非ご覧ください。