ゴルフクラブヘッドの基礎知識【スペックの意味 ウッド編】

ヘッドの基礎知識【スペックの意味 ウッド編】

 

ゴルフクラブのスペックというと、「ロフト・長さ・重量・フレックス」などを思い浮かべると思いますが、ヘッドの情報というのはフェースの角度を表す「ロフト」しか含まれていないことが多いです。

ウッドヘッドに関する「スペック」で比較的よくみる情報を、かんたんにお話ししいます。

※ヘッド特性にあたる「重心」については別の機会にお話しします。

 

ヘッドのスペックは?(ウッド編)

代表的なものに下記の様なものがあります。

  1. ロフト
  2. ライ角
  3. 重量
  4. フェース角度(FA:フェースアングル)
  5. 体積
  6. ホーゼル内径・外径

それでは、個別にお話しさせていただきます。

 

ロフト

ヘッドのフェースが上を向く角度の事で、0度(実際には存在しません)が絶壁で90度(こちらも存在しません)が真上を真上を向くことを意味します。

数値(角度)が小さいものを、「立っている・ストロング」などと言い、大きいものを、「寝ている・ウイーク」などと言います。

一般ゴルファー使うドライバーだと、9度~12度です。

ロフトは立っている(ストロング)程、ボールは上がりにくくなります。

 

ライ角

ソールとシャフトが成す角度の事で、0度(実際には存在しません)が水平で90度(こちらも存在しません)が直角(L字)になることを意味します・・・

と書きたいのですが、厳密には違いライ角を計測するのはフェースの中心を測定で決めて・・・・・・・・・・・ここで書くには説明が難しいので割愛させてください。

なので、「ソールとシャフトが成す角度」で大きく間違いはないとだけご理解ください。(ウッドの場合はスコアラインは基準になりません)

数値(角度)が小さいものを、「フラット」と言い、大きいものを、「アップライト」などと言います。

一般ゴルファー使うドライバーだと、58度~60度です。

ライ角に関しては、いろいろな見解があってアップライトだと・・・フラットだと・・・と様々な情報があると思いますが、

「ゴルフおじさん」的には、ティーアップして使うドライバーに関してはアップライトだと、つかまったボールが打ちやすいと考えています。

 

重量

ヘッド単体での重量の事で、一般ゴルファーの方はあまり馴染みのない数値だと思います。

ドライバーは、190~196gが一般的で、より軽いものも多く存在します。

以前は200gを超える様なヘッドも多くありましたが、最近では少なくなっています。

 

フェース角度(FA:フェースアングル)

クラブをソールした(地面に置いた)時に向くフェースの向き(角度)の事で、真っ直ぐなのをストレート、左に向くのをクローズ(フック)、右に向くのをオープン(スライス)と言います。

ゴルファーによって、アドレスの際にソールするゴルファーとソールしないゴルファーがいますが、ソールしないゴルファーにはあまり関係ないスペックになります。

ソールするゴルファーにとってみて、クローズになっている場合はスイング開始時にすでにフェースが左に向いているため、結果的につかまえやすく感じます。

※右利きの場合で記載しています

 

体積

ヘッド単体での体積を意味します。ルール上は460cm3(立方センチメートル)と規定されています。

最近では450cm3前後のものが殆どで、上級者向けモデルでやや小さい400~430cm3などのヘッドもあります。

 

ホーゼル内径・外径

シャフトが挿入される部分であるホーゼル(ネック)の寸法を意味します。

挿入できるシャフトと、組立の際に使用するパーツのソケット(フェルール)のサイズを決めるのに重要な数値になります。

 


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ゴルフが好きで、ゴルフ業界の仕事に就くほどのゴルフバカです。 GeotechGolfのホームページ管理者をする傍ら、ゴルフクラブの飽くなき探求をする事を、生業としています。 平均スコア:85前後 ヘッドスピード:47m/s 得意なクラブ:8番アイアン クラブ組立レベル:マイクラブは作れる程度 ※時折独自の意見を展開するので、温かい目で見守っていただけると幸いです。