目次
「11代目のATTAS 11(アッタス ジャック)」は、過去のモデルの集大成!?
初代ATTAS(アッタス)は、ネーミングから斬新で(某有名プロの言葉から生まれたと・・・聞きました・・・)、性能も当時の中では私(ゴルフおじさん)的にも衝撃だった事を覚えています。
あれから、長い時を経て11代目ATTAS、その名も「ATTAS 11(アッタス ジャック)」です。
歴代のネーミングから考えると「ダジャレ感」は少なくなりましたが(少し残念にも・・・)、デザインも一新され決意の表れかと思います。
余談になりますが、今後の12・13のネーミングを勝手に予想してみます。
・12:クイーン 13:キング (さすがに、この路線は続きませんよね?!)
・12:どえれー飛ぶ(12 -> トゥエルブ -> ドゥエレーブ -> どえれーぶ -> どえれーとぶ 後半大分無理がありますが・・・)
※関係者の皆様へ
こんなネーミング採用して頂いてもいいですよ!むしろ、採用してください(笑)
ちょっと脱線しましたが、しっかりシャフトの事を見ていきたいと思います。
「ATTAS 11(アッタス ジャック)」メーカー公式サイト
「アッタス ジャック(ATTAS 11)」って、どんなシャフト?!
モデル | フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
ATTAS 11 4 |
R | 48g | 6.2 | 中 |
S | 50g | 6.0 | ||
X | 52g | 6.0 | ||
ATTAS 11 5 |
R | 55g | 4.7 | |
SR | 57g | 4.7 | ||
S | 58g | 4.6 | ||
X | 60g | 4.6 | ||
ATTAS 11 6 |
SR | 65g | 3.8 | |
S | 66g | 3.8 | ||
X | 69g | 3.8 | ||
ATTAS 11 7 |
S | 75g | 3.3 | |
X | 77g | 3.2 |
デュアル・トルク・システムがATTAS史上最高の高弾道を実現
中間部のねじれ剛性を高め、手元部と先端部のねじれ剛性を抑えたデュアル・トルク・システムを新開発。
切り返しではタメが自然に生まれタイミングが取りやすく、インパクトでは先端部のトルクにより「ヘッドが上を向く挙動」を実現しました。
あらゆる重心のヘッドでも高い打ち出し角度を実現し、ATTAS史上最高の高弾道とキャリーを実現します。
※シャフトラボ社ホームページより引用
「ATTAS 11(アッタス ジャック)」試打開始です!
今回は、ジオテックゴルフの「GT9 SLE」ドライバー(カチャカチャ式)の9.5度を使用して試打を行いました。
【ヘッドのご紹介】
ジオテックゴルフ GT9 SLEドライバー "圧倒的な飛び+やさしさ"シャフトアダプタ式の最新モデルで、広いスイートエリアと高いエネルギー伝達効率、拘りの打感で、高い評価を頂いています。 |
試打結果は、こんな感じでした
ボール初速 | 68.2 m/s |
打出角 | 14.6 度 |
バックスピン | 2229 rpm |
平均飛距離 | 271.8 ヤード |
最大飛距離 | 273.0 ヤード |
飛距離のブレ | 2.4 ヤード |
方向性のブレ | 14.2 ヤード |
※試打の平均データです
見て頂くと一目瞭然ですが、球筋が安定している事が分かって頂けると思います。私(ゴルフおじさん)的には、こんな球筋が理想です。
極僅かな、飛距離の差と弾道の安定性を天秤にかけるのであれば、スコアを重視した際には必ず「安定性」選択すと思いますので、ティーショットの戦略の幅を広げられると思います。
関連記事:【流行のシャフトを徹底「ガチンコ試打バトル」を勝手(?!)に開催!!】
【ゴルフおじさん】的な試打レポート(めっちゃ主観です)
まず、第一印象はワッグルした時に「硬っ!!」と思いました。今までのATTASシリーズのイメージだとシャフトのしなり感(動き)を感じやすいものが多かったのですが、ATTAS 11はそれらと違って、「棒っぽい」印象でした。ATTASシリーズの中で印象が近いものを選ぶとしたら、ATTAS G7(かな?)と思います。
そんな少し、ハードルを上げてしまった第一印象を持ちながら、試打をスタートしました。ウォーミングアップ的に数発軽く打ってから計測スタートするのですが、このウォーミングアップの時点から「おや?!」と凄くいい意味で驚かされました。
そうなんです。ボールが凄く安定して理想の球筋で飛んでいくのです。色々なシャフトでよく聞く「癖が無い」と言うようなコメントを良く目にしますが、もしかしたら「癖が無い」と言うのはこの、ATTAS 11(アッタス ジャック)の為の言葉ではないのかと思いました。
前置きが長くなりましたが、ウォーミングアップを終えて試打を開始します。
1発目を打った瞬間、「驚きが確信にかわりました!」(昔、有名なプロ野球選手が似たような言葉を言っていた様な・・・)
通常の出力で打って行っても、全然ボールがぶれないんです。感覚的には殆ど同じフィーリングで打てていて、同じような弾道が飛んでいるのです。
正直なところ、色々なシャフトを打ってきましたが、なかなかこんなフィーリングのシャフトに出会えることはないです。
但し、シャフトの動き(しなり)が少ない印象なので、シャフトに仕事をさせて飛距離を最大限出していくシャフトでは無いかも知れませんが、飛距離と安定性が非常に高い次元でバランスされていると感じました。
実は、今回「ATTAS 11」の試打をするまでは「The ATTAS」が、癖が少なく適度に走る印象で非常に完成度が高いシャフトと感じていたのですが、「The ATTAS」をもう少し安定方向に振ったのが「ATTAS 11」なのかな?と私(ゴルフおじさん)的に感じました。
【ゴルフおじさん】的、こんな方にオススメ!
極端にスイングテンポが速いゴルファーを除けば、多くのゴルファーがこの恩恵を受けれるのかも知れません。また、最近の大きなヘッド(重心距離が長く、慣性モーメントも大きい)には、非常に相性がいいと思うので、その様なヘッド(今回試打に使用したジオテック GT-9も含む)に合わせて、ガンガン振って飛ばしたいゴルファーには合うのではないかと思います。
また、クラブのセッティングとしては、やや短め(バランスをいつもよりも0.5~1ポイント軽くなる程度)にして、振り切りやすさを出しておいた方がいいかも知れません。
シャフトラボ公式ホームページ https://ustmamiya.co.jp/
ジオテックゴルフ公式ホームページ(ATTAS 11 リストページ):https://www.geotechgolf.com/
関連記事:【流行のシャフトを徹底「ガチンコ試打バトル」を勝手(?!)に開催!!】
ジオテックゴルフなら、各社のシャフトをラインナップしておりリシャフト(シャフト交換)なども承っていますので、ホームページを是非ご覧ください。